「今月、お金が足りなくなりそう」「臨時出費で生活が苦しい」・・・そんなときは、クレジットカードで現金を借り入れしてみませんか?
全国展開の大手スーパー「イオン」が発行する「イオンカード」は、身近に利用できるクレジットカードの1つとして有名です。
イオンカードには「ショッピング機能(買い物代金立て替え)」だけでなく、「キャッシング機能(現金借り入れ)」もついているので、生活が苦しいときに助けてくれる便利なカードとなっています。
ここでは、イオンカードのキャッシングの特徴、借入方法、返済方法などを解説します。
イオンカードは、流通大手の「イオン」が発行するクレジットカードです。
イオンカードには「ときめきポイント2倍」や「特定日に買い物代金5%オフ」などの特典があり、全国のイオンやイオンモール、ダイエーといった「イオングループの対象店舗」を利用する消費者にとっては、とても便利なクレジットカードとなっています。
そして、一般的なイオンカードには「ショッピング機能」だけでなく、「キャッシング機能」もついているので、お金を借りたい人にとっても大いに役立つクレジットカードとなっています。
身近なイオンカードで現金を調達したいときは、便利なキャッシング機能を活用してみましょう。
ここでは、イオンカードのキャッシングの特徴について解説します。
イオンカードにはさまざまな種類がありますが、ここでは、一般的な「イオンカードセレクト」の特徴を紹介します。
イオンカードセレクトの主な特徴は、以下のとおりです。
【イオンカードセレクトの特徴】
カード名 | 金利(実質年率) | 限度額 | 年会費 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
イオンカードセレクト | 7.8%~18.0%(遅延損害金/20.0%) | 1千円~300万円 | 無料 | ■クレジットカード、キャッシュカード、電子マネーWAONが1枚になったカード ■特定日に買い物代金5%OFF ■イオングループの対象店舗でポイント2倍 ■国際ブランド(VISA/Mastercard/JCB) ■カード盗難保障無料付帯 ■申し込みはWEB完結可能 ■申し込み当日に店舗受け取り可能 ■イオン銀行のATM利用手数料0円 ■ゆうちょ銀行・みずほ銀行のATM引出・預入の手数料0円(※所定時間内) ■イオン銀行宛・他行宛、振込手数料0円(※条件有) ■インターネットバンキング利用可能 |
イオンカードの金利は7.8%~18.0%(遅延損害金/20.0%)、限度額は1千円~300万円となっています。
イオンカードの金利や限度額は、申込時の審査結果によって変わります。
初めてイオンカードを利用する場合は、上限金利18.0%、限度額50万円以下になる可能性が高くなります。
一般的に、イオンカードには「ショッピング機能」と「キャッシング機能」がついています。
イオンカードでは、あらかじめ「総利用可能枠」が定められており、総利用可能枠の範囲内で「ショッピング枠」と「キャッシング枠」が決められています。
ショッピング枠(例では50万円)をすべて使い切ってしまうと、キャッシング枠(例では30万円)がなくなり、イオンカードでお金を借りることができなくなります。
また、イオンカードにキャッシング機能がついていなかったり、キャッシング枠が設定されていなかったりする場合も、お金を借りることができないので注意しましょう。
イオンカードでお金を借りるためには「キャッシング枠」が必要になります。
キャッシング枠が設定されていないと、イオンカードでお金を借りることができないので注意しましょう。
イオンカードのキャッシング枠は、公式サイトの「MyPage」や専用ダイヤルで確認できます。
【イオンカードのキャッシング枠の確認方法】
イオンカードでお金を借りる前に、自分の総利用可能枠とショッピング枠、キャッシング枠を確認しましょう。
イオンカードのキャッシング枠が「0円」となっている場合は、キャッシング枠が設定されていないことになり、イオンカードでお金を借りることができません。
また、利用可能枠を超える金額のキャッシングもできません。イオンカードのキャッシング枠を増やしたいときは、キャッシング枠の増額手続きをしましょう。
イオンカードでは、あとからキャッシング枠を追加することができます。今の利用可能枠ではお金が足りないという方は、イオンカードのキャッシング枠を増額しましょう。
ただし、イオンカードのキャッシング枠を増額する際には、審査が必要になります。
イオンカードのキャッシング枠の増額申請は、公式サイトの「MyPage」または専用ダイヤルから手続きをします。ここでは、それぞれの手続き方法を解説します。
イオンカード公式サイト「MyPage」での手続き方法は、以下のとおりです。
【イオンカードの増額手続き・公式サイト「MyPage」の場合】
専用ダイヤル「テレホンアンサー(※自動音声応答サービス)」での手続き方法は、以下のとおりです。
【イオンカードの増額手続き・テレホンアンサーの場合】
イオンカードの総利用可能枠を変更した場合は、割賦枠も見直されます。
また、増額審査の結果によっては、増額ができなかったり、現在よりも利用可能枠が減額されたりする可能性もあるので注意しましょう。
イオンカードのキャッシングには、良い面と悪い面があります。よりお得に活用するためにも、イオンカードでお金を借りることのメリット・デメリットを確認しましょう。
ここでは、イオンカードのキャッシングについてメリット・デメリットを解説します。
イオンカードのキャッシングには、以下のような強みと弱みがあります。
【イオンカードでお金を借りるメリット・デメリット】
イオンカード・キャッシングの メリット |
イオンカード・キャッシングの デメリット |
---|---|
■全国15万台のATMで利用可能 | ■セブン銀行は利用できない |
■イオン銀行ATMは手数料無料 | ■イオン銀行ATM・ゆうちょ銀行ATM 以外ではATM手数料がかかる |
■インターネット・電話なら最短即日振込 | ■システムメンテナンス等によって 即日振込できない場合もある |
■「リボ払い」ならATMで随時返済できる | ■イオン銀行カードローンよりも 金利が高い |
■海外でもキャッシングできる | ■海外キャッシングはATM利用手数料が かかる ■海外キャッシングの支払い方法は 「リボ払い」となる |
イオンカードでは、全国15万台のATMでキャッシングができます。
最寄りの金融機関やコンビニなどのATMでキャッシングできることは、イオンカードの大きなメリットといえます。
また、イオンカードのキャッシングには「イオン銀行ATMは手数料無料、ネット・電話で最短即日振込可能、リボ払いの場合はATMで随時返済できる」などのメリットもあります。
国内だけでなく、海外でもキャッシングできるということもイオンカードの大きな魅力といえます。
しかし、イオンカードには「セブン銀行でキャッシングできない、海外キャッシングはATM手数料がかかる、海外キャッシングの支払い方法はリボ払い」などのデメリットも挙げられます。
このように、イオンカードのキャッシングには良い面と悪い面があります。
イオンカードでキャッシングするときは、手数料無料のATM・CDを利用したり、インターネット・電話を活用したりするなどして上手に使いましょう。
イオンカードのキャッシング方法には、「ATM」と「インターネット・電話」の2種類があります。ATMでは現金の借り入れができ、インターネットや電話ではカード設定口座へ即時振込で融資を受けることができます。
すぐに現金を手にしたい場合は「ATM」、即日口座振込を希望する場合は「インターネットや電話」を選びましょう。
ここでは、イオンカードのキャッシング方法の手順を解説します。
イオンカードのキャッシング方法は、「ATM」と「電話・インターネット」のいずれかを選ぶことができます。ここでは、それぞれのキャッシング方法を紹介します。
【ATMでのキャッシング方法(※イオン銀行ATMの場合)】
イオン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATMでの「借り入れ・リボ返済時」のATM利用手数料は無料です。
他ATMを利用する場合は、借入金額と返済金額によって、ATM利用手数料が異なります。
【他ATMを利用する際の手数料】
イオンカードのキャッシングでATMを利用する場合は、ATM利用手数料無料の「イオン銀行ATM」がおすすめです。
次は、インターネットや電話でのキャッシング方法を紹介します。
【インターネットでのキャッシング方法】
【電話でのキャッシング方法(※テレホンアンサー/自動音声応答サービス)】
イオンカードのキャッシングは、スマートフォンアプリ「AEON WALLET」からも可能です。
イオンカードでキャッシングするときは、返済日や返済方法も確認しておきましょう。何も知らないまま適当に返済方法を選んでしまうと、生活を圧迫したり、利息が増えて返済総額が増えたりする可能性があります。
ここでは、イオンカードのキャッシングの返済方法を解説します。
イオンカードの返済日は「毎月10日締めの翌月2日支払い」となっており、返済方法は「指定口座の自動引き落とし」となっています。
つまり、前月11日から当月10日までの利用分を翌月2日に支払うことになるので、返済日(翌月2日)までに指定口座に返済金額を用意しておきましょう。
イオンカードの支払い方法には、「一括払い」と「リボ払い(リボルビング払い)」があります。
「一括払い」と「リボ払い」では特徴が異なり、それぞれメリットとデメリットがあるので自分にふさわしい支払い方法を選びましょう。
早めに返済して利息を減らし、最終的な返済総額を最小限におさえたい方は「一括払い」がおすすめです。一方、毎月の返済負担を軽くして、自分のペースで返済したい方は「リボ払い」がおすすめです。
リボ払いの月々返済金額は、以下のとおりです。
【リボ払いの月々返済金額】
(※2013年4月11日以降、新規借り入れした会員の場合)
利用時の締日残高 | 月々の返済金額 |
---|---|
1円~100,000円 | 3,000円 |
100,001円~200,000円 | 6,000円 |
200,001円~300,000円 | 8,000円 |
300,001円~500,000円 | 15,000円 |
500,001円~700,000円 | 20,000円 |
700,001円~900,000円 | 25,000円 |
900,001円~1,000,000円 | 30,000円 |
イオンカードのキャッシングは、「一括払い」を利用したあとでも「リボ払い」に変更できます。また、「リボ払い」を利用したあとでも、「リボ払いお支払い額増額サービス」によって「増額払い」や「全額払い」ができます。
「一括払い」と「リボ払い」の変更方法は、以下のとおりです。
【「一括払い」を変更する方法】
【「リボ払い」を変更する方法】
イオンカードの支払い方法は選択でき、あとから変更することもできます。「一括払い」と「リボ払い」で迷ったときは、自分の状況にふさわしい支払い方法を選びましょう。
この記事では、イオンカードでお金借りる方法について解説しました。いかがでしたでしょうか?
イオンカードでお金を借りるときは、キャッシング機能のついているカードを使って、キャッシング枠内で借り入れすることがポイントです。
まずは、お手持ちのイオンカードにキャッシング機能がついているか、利用可能なキャッシング枠はいくらかなどを確認しましょう。
イオンカードは、全国のイオンやイオンモール、ダイエーなどでお得に使えるクレジットカードです。日常生活のお買い物と一緒に、お金が必要なときはイオンカードのキャッシングを利用してみてはいかがでしょうか?