医療関係者、介護士や保育士、また日々の生活に不可欠な飲食、日用品を扱う職種の人など…。リモートワークで対応できない仕事に就く人も少なくない中、「リモートワークできる環境にあるだけマシじゃない」などという声も聞かれます。
それでもやはり幼子を抱えて家事・育児しながらの業務はオフィスワークとは大違い。「とてもじゃないけど続けていられない!」と育休をとり、育児に専念する人もいるようですが、必ずしも生活に十分な手当がもらえるとは限りません。
そもそも育休がなかったり、「育休は建前としてはあるが取得する人はいない」という会社も日本には、いまだ根強く存在するのです。
一昔前に流布された「3歳児神話」。すなわち「3歳までは母親は子どもの成育のために子どもにかかりきりになるべき。保育園やベビーシッターに預けて母親が働くなんてもってのほか!」という考えは、実は根拠がなかったことが、最近ようやく認知され始めました。
それもあって、10年前、20年前に比べ、現在のワーキングママの罪悪感はだいぶ減ったのではないか、と推測されます。しかし、家事・育児の比率は「パパ1割、ママ9割」と答える人が3割超えと最多!と聞くと働くママの苦労は今も昔も少しも減少しないんだな、と非常に残念な気持ちになりますね。
「そんなに女性が大変なら、いっそ働かないで家事・育児に専念すればいいんじゃない」と前近代的な心ない声もまだまだなくなりそうにはないですが、現実問題として、一昔前の日本に比べ、相対的にひとりあたりの世帯年収は下がり、反対に子どもひとりの教育にかかる家庭負担は年々上昇傾向にあるのです。
幼子を抱える多くの若い夫婦は、とてもじゃないけれど、夫ひとりの収入ではいま現在、暮らしていけないというのが実情なのです。
「子どもに手がかからなくなってから、母親がパートに出る」というのが10年ほど前の子育て主婦のロールモデルでしたが、年齢を重ねれば就ける職種はおのずと限られて行きますから、そこで得られる収入というのもたかが知れてきてしまいます。
またブランクが長いと、せっかく再就職しても、仕事を覚えるだけで精一杯。あるいは仕事を覚えるために講座や資格を取るなど、逆にお金がかかってしまう。即戦力にならないため、そもそも再就職に繋がらない、というようなデメリットにも繋がりかねません。
子どもを預けて母親が働くということは、子どもにかかりきりで世帯年収を減らしつづけるより、「この先、子どもが人間らしく生活を送るため」には、よっぽど理に適っていることなのです。
ですから、幼子を抱える母親が仕事に出ることに対し、他人からとやかく非難される筋合いも、禁じられる理由もまったくない、ということがご理解いただけると思います。
女性も男性も同じようにフルタイムで働き、そして同じ分量だけ家事・育児の分担をすることが望ましいというわけです。
しかし、いま現在、感染症の拡大を食い止めるため、頼みの綱の保育所も多くが閉鎖され、家で子どもをあやしながら、合間に洗濯や食事の準備・片付けをし、その上で仕事をこなすママたちを思うと胸がつぶれる思いです。
「餅は餅屋」という言葉があります。大義としては、特定のジャンルは専門家に任しておけば安心だし、楽でいいじゃない、というようなことですが、これを「母性本能」に置き換えて考えてみましょう。
「女性には、生まれながらに“母性本能”というものが備わっているから、子育てには男性よりも女性が向いている」…なんせ母乳が出るのは、女性だけだしね!そんな意味になるのでしょうか。
きっぱり断言しますが、子育てに向いている女性も向いていない女性もいます。
世の女性全員に“母性本能”が備わっているわけではなさそうです。
(余談ですが、男性にも“母性本能”が備わっている人がいます。心が女性寄りということでもなく、肉体も精神も男性らしいタイプですが)
もっと言えば「餅屋」、専門職の保育士さんだからといって、必ずしも子育てが得意とは限らないようです。
自身の子育て経験がないという保育士さんも大勢おり、「仕事だからやっているけど、本当は子どもは大嫌い」とか言い切っちゃう正直な方もいて、しかし、むしろそういう人は子どもに人気があったり、保護者からの信頼が篤かったり、ということも多々あるようです。
子育て中の保育士さんで「自分の子だとついついカッとして手が出ることもしばしば。他人の子だからこそ、大切に預かり、丁寧に接することができる」と。これも実際耳にしたことです。
これって、もしかしたら介護の世界にもあてはまることかもしれませんね。肉親だから世話をして当たり前、という思い込みを捨てた方がいいケースもある、ということです。
人間だから当然相性もあり、複数の子どもがいる場合、「長女とは気が合わなくて喧嘩ばかり。次女とは好みも似ていて関係は良好なんだけどね」というような人も少なくありません。
名の知れたキャリアウーマンが、「仕事のスキルを育児に活かす」というような発言をしていて、私は正直眉唾だと思っているのですが、理由は、「育児なんて本当に人それぞれ」だからです。
「自分はなんでもテキパキこなす方だし、仕事だってできるのに、育児は全然うまくいかない。子どもはちっとも思い通りにならない」と育休疲れでイライラ。しかも、育休手当が十分でなければ、お金もなく焦燥感が募る…。
収入減で生活費が足りなくなったときには、カードローンに頼る手もアリかもしれません。借りたお金は収入が戻ったとき、きちんと完済しましょう。
育休中のママにオススメなのは、次の4社のレディースカードローン。
金利、借入限度額などは次の通りです。
カードローン名 | 金利 | 限度額 |
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プロミスレディース | 4.5〜17.8% | 500万円 |
アイフルSuLaLi | 18.0% | 10万円 |
ベルーナノーティスレディースローン | 4.5〜18.0% | 300万円 |
レディースキャッシング エレガンス | 10〜20% | 50万円 |
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カードローン名 | 無利子期間詳細 |
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プロミスレディース | 初回利用時に限り30日間 |
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ベルーナノーティスレディースローン | 14日間※ |