副業として現在で代表的になってきているのが、クラウドソーシングサイトです。
家にいながら仕事をすることができ、交通費や会社を往復する時間が無く、少しの空き時間で作業をができるので今では人気の副業になっています。
そんなクラウドソーシングにも取り扱っている案件や、システムの手数料などにそれぞれ特徴があります。そんな中でどのサイトを利用した方がいいのか悩む方も多いです。
今回はこのクラウドソーシングのサイトで初心者がどうすれば仕事を取れるようになるのか、実際にどのくらいまで稼ぐことができるかから、おすすめのサイトはどれかについてを徹底的にご解説していきます。
副業をしようと調べると、最近ではクラウドソーシングでの仕事をよく耳にするようなってきています。
クラウドソーシングは全てをネットで完結できるので、場所を選ばずにどこにいても仕事ができるのが魅力の一つです。
また、正社員で雇うわけではないので、気軽に仕事ができるのも大きなメリットになっています。
それではこれから、そのクラウドソーシングサイトではどのような仕事を取り扱っているのかをご紹介していきます。仕事の内容は以下の通りです。
上記の内容について、一つずつご紹介していきます。
初心者でも始めやすく、取り扱っている案件数が多いのがこのライティングです。
このライティングでは主に、ブログ記事やホームページの文章などの作成を行います。
報酬は1文字単位で計算されており、未経験の方が始める相場としては0.5〜1.5円に設定されます。2000文字の記事で1文字1.5円だと、3000円の報酬になります。
ライティングでは単発の依頼もあれば、プロジェクトとして継続的に依頼してもらえることもできます。高単価の報酬をもらいたいのであれば、プロジェクト形式の依頼を受けるようにしましょう。
クラウドソーシングサイトの依頼の中では、最も簡単な仕事です。
依頼の内容は、商品やサービスを利用した体験談だったり、資料を元にデータを入力するようなタスク案件になります。
正確にデータを入力しなくてはいけませんが、スキルや実績がなくても受けることができるので、未経験で自信がない方でもやりやすい仕事です。
こちらもライティングと同じで、1文字単位で計算をされます。ですが、こちらの単価は低く設定されており、1文字0.1〜0.5円が相場となっています。
小遣い稼ぎなら、このタスク案件だけでも1万〜5万円ほど稼ぐことができます。
ですが、フリーランスとして活動していくのであれば、このタスク案件だけでは厳しいでしょう。
また、データ入力では実績を作ることができますが、スキルや専門的な知識は身に付けることができないので長い目で見ると収入アップが厳しい案件です。
クラウドソーシングサイトでは、コンペ形式でも依頼が出されています。
ロゴや名刺のデザインであったり、商品のネーミングなどを募集して、その中から選ばれた方に報酬が入ります。
プログラミングやホームページのデザインなどの専門的な知識やスキルが必要なものが多いので、単価も他の依頼よりも高めに設定されています。
ですが、他の案件とは違い成果が必ずつくとは限らないので、選ばれなければその作品を作っていた時間は無駄になるのです。
いい作品を提出すれば、中には参加報酬を支払ってくれる案件もあるので、自分で案件を探してみましょう。
クラウドソーシングのサイトによりますが、依頼を受けるのではなく商品として自分のスキルを売ることもできます。
商品として出品されているのは、以下の通りです。
上記のように幅広い商品が出品されています。中にはTwitterのリツイートを代行するなどの、やるのは簡単だが自分でやるのは面倒な方にはかゆい所に手が届くような商品もあります。
実際に仕事の内容を見ると、クラウドソーシングで仕事を受けるのと変わらないように見えますが、違いはあります。
それは、自分で価格を決めることができることです。
この違いは大きく、クラウドソーシングサイトでは相場を知らないクライアントは思いの外多いです。
その中で、スキルを売るだけならそのようなクライアントの相手をする必要もありませんし、商品を見て向こうから接触をしてくれるので、値段によっては高単価を狙うことができます。
もちろん商品の価値が値段と相応になっていると相手が思わなければ買ってはもらえないので、そこは今の自分のスキルでどこまでもらえるのかを考える必要があります。
また、コンペで出したが採用されなかったデザインなども、少し手を加えてスキルとして売ることで再利用できます。
クラウドソーシングサイトでの仕事の内容についてをご紹介してきましたので、スキルや専門的な知識などが必要がなく、高収入を目指すことができる仕事について触れていきます。
それはライティングの案件です。
実際の仕事の内容は、クライアントの指定したジャンルについてをウェブ上や書籍から調べて、その内容をコピーペーストにならないように自分で編集をするだけです。
なるべく自分なりの解釈やアレンジを加えることで、他のライターと差別化できるようになります。
他の案件にも、未経験者で仕事ができるものはもちろんあります。
ですが、データ入力では単価が低く、イラストやデザインなどのコンペ形式では生まれ持った創作力やソフトの知識がないと採用されるのは難しいです。スキルを売るにしても何もない状態では、高収入を目指すのは難しいでしょう。
ライティングであれば誰でも仕事をすることができ、実績を積みかさねていけば高収入を目指すことができるのでおすすめです。
上記でも触れていますが、ライティングは継続的なプロジェクト案件の仕事を受けることで誰でも高単価の報酬を受け取ることができます。
ですが、その高単価の仕事をもらえるまでは長い道のりが待っています。誰でもできると書いてありますが、やはり高単価の仕事をもらうにはスキルや経験が必要です。
それは一年先か、半年後か数日先なのかは人それぞれになので、途中で諦めてしまう方も多いです。
それでもデータ入力のようにスキルが身につかない仕事や、デザインなどのスキルや知識があるだけではどうしようもできない創作力を必要とする仕事よりは、ライティングの方が簡単で確実性が高いと言えるでしょう。
そしてこの案件では、クライアント側がマニュアルを用意していることが多いです。
企業の必要としている文章スキルを無料で手に入れることができるのですぐにスキルアップができます。
クラウドソーシングで実際にライティングのみで初心者がどれくらい稼げるかと言うと、最初の月では大体が数千円〜5万円です。
どうしても最初の月は、クラウドソーシングのシステムや仕事に慣れておらずに効率的に作業ができないのでこのぐらいの稼ぎになってしまいます。
クラウドソーシングが稼げないと言われているのはこの最初の月の少ない収入が原因であり、ここで諦める方も多いです。
ですが、その次の月からは継続的に案件をもらえるようになれば徐々に収入を増やすことができます。また、ライティングの仕事がない日にはタスク案件やコンペ形式の案件こなすことで効率的に稼げるようになります。
そうして行くうちに半年後あたりには20万〜30万円を稼げるようになる方が増えてきます。
ここでは初心者がクラウドソーシングで仕事を受けるまでの流れをご紹介していきたいと思います。基本の流れは以下の通りです。
1サイトに登録
2プロフィールを埋める
3未経験者募集の案件に応募
4テストと書類審査
5正式な案件の依頼
6報酬を入金
上記がサイトを利用した時の流れです。特に重要になる部分をこれからご紹介していきます。
フリーランスで働いていこうとなると、一つのサイトに登録をしているだけでは仕事を効率よく回していくことができなくなってきます。
クラウドソーシングサイトはどこも無料で登録ができるので、登録をできるだけしておくのがいいでしょう。
中でもクラウドソーシングでも大手となる「クラウドワークス」と「ランサーズ」には必ず登録をしておきましょう。
なぜなら、一つのサイトのみを使っていると、いい条件の案件を見落とす可能性があるからです。
そして、案件にも限りがあるので、応募できる案件の数を増やすとういうメリットもあります。もちろん時間があるのであれば、一つずつ応募していくのもいいのですが、それでは時間がかかってしまいます。
また、人によっては使いにくいサイトと使いやすいサイトが必ずあります。それを見つけるためにも、最初はなるべく多くのサイト利用してみましょう。
ネットで全てを完結できるクラウドソーシングでは、基本的には顔を合わせて面談をすることがないのでテストを受ける前はプロフィールを見て全てを判断されてしまいます。
実績や口コミがない場合は、判断基準がプロフィールしかないのです。なので、このプロフィールを埋めなくては、依頼を受けることは難しくなってしまいます。
この時に初心者であることは載せないようにしましょう。
どんなクライアントでも必ずテストを行います。どんなに初心者であろうとテストの内容がよければ採用して取引を行ってもらえます。
なので、テストまでの道を自分からなくすようなことはやめましょう。
スキルが未熟かどうかはクライアントが判断します。
また、本人確認の書類や機密保持契約などの承認は事前に全て済ませておきましょう。プロフィール写真も載せるようにしてください。これを全て済ませておくことで仕事を受けやすくなります。
自分の得意だと思うジャンルがあれば、そのジャンルについての案件にはまずはどんどん応募してみましょう。
もし、得意なジャンルがないのなら、どのジャンルでもいいので未経験者募集の案件に応募をしてみましょう。
まずはどのようなテストを行っているのか、どのような流れで審査をしているのかを実際に感じることが重要です。何度も体験してくることで、応募もしやすくなるでしょう。
ですが、中にはMLMなどの仕事には関係ない怪しい案件も紛れています。未経験者で高単価の仕事は大抵は怪しい案件です。
このような案件ではセミナーに参加させようとしてくることがあるので、テストが行われずにこのような誘いが届いた場合には応募は見送るようにしましょう。
1文字0.5〜1.5円あたりの案件が相場になるので、まずはこのぐらいの案件に応募をしてみてください。
クラウドソーシングでの仕事では、納品の他にも修正の依頼などが入る場合があります。
最初の仕事ではこの修正が入ることが多いです。
また、他にも報酬がきちんと入金がされているのか、クライアントとの取引は問題なく行うことができなたのかの評価も重要です。
これらをないがしろにすると、自身の評価もされずに次の段階に進みにくくなります。
ライティングした記事を納品しても安心してはいけません。
必ずクライアントから返事もらって受け取ってもらうまでが仕事になります。
この時に修正を依頼された場合は、すぐにクライアントが指摘した部分を修正して提出することが大切です。
ここで返事が遅れてしまうと、仕事が遅いと判断されて継続して依頼をもらえなくなる可能性があります。
この時に分からない部分があるなら、必ず確認を取るようにしましょう。
分からないまま修正をしてしまうと、何回も修正をすることになります。そうなると評価が落ちるのはもちろんですが、修正の分だけ時間が無駄です。
必ず分からないところを聞いて、修正点を明確にするようにしましょう。
クライアントの中には納品をしても、報酬を支払わない方がいます。
修正の依頼が入らないのに返事が来ないのであれば、必ず連絡をとり確認をするようにしましょう。
また、クライアントによっては報酬をまとめて入金する場合や、締め日が決まっておりその日以降に報酬が入金されることがあります。
テストに合格した際にはきちんと報酬の額や締め日についてを確認するようにしましょう。
そして、報酬が入金された場合はクライアントをきちんと評価することも重要です。この評価をしておくと、他のフリーランサーの方がその評価をみて仕事を受けようか判断ができるので、クライアント側の助けになります。
また、評価をすることで自身の評価をつけてくれるようになるので、実績を積み上げていくことができるのです。
ここで初心者の方に登録しておいてもらいたいクラウドソーシングサイトについてをまとめておきます。
サイトによっては扱っている案件が違っていたり、システム手数料なども大きく違ってきます。どれも無料で登録できるので、まずは登録をしてプロフィールを全て埋めておきましょう。
クラウドソーシングサイトから仕事を受けるなら、必ず登録をしてもらいたいサイトがクラウドワークスです。
ここでは、ライティングの案件・デザインやイラスト・データ入力などはもちろん、動画編集や写真素材の制作など幅広いジャンルの案件に応募ができます。
ここでは、実績を積み重ねていき基準を満たすことができれば、「Pro Crowd Worker」として認定されて高単価の仕事を優先的に受けることができます。
また、毎月3000円以上の報酬を3ヶ月受け取っていれば、フリーランスサポートを受けることができます。
これはクラウドワークスが社員に提供している福利厚生をフリーランサーの方にも利用ができる制度です。
スキルアップのオンラインセミナーなども無料で受けることができるようになるので、スキルや知識がない方ならまずはこのサイトの利用をおすすめします。
クラウドワークスと並んで、大手のクラウドソーシングの大手のサイトがランサーズです。扱う案件もクラウドワークスと変わらず、オールジャンルの案件を用意しております。
初心者の方であれば、クラウドワークスとランサーズを並行して利用することをおすすめします。
扱っている案件は似ていますが、全てが同じではないからです。
自分が受けたいジャンルがクラウドワークスにない場合でも、ランサーズにあるということがあります。
また、応募をすれば必ず採用される訳でもないので、初心者なら数をこなして多くの案件に応募をするようにしましょう。
ライティングやタスクの案件を専門に扱っているのが、サグーワークスです。
ライティングを専門に扱っているので、案件の難易度も高いです。
ですが、サグーワークスでは常にマニュアルをサイトの中で公開しています。
なので、登録をするだけでマニュアルを見ることができ、簡単にライティングの基礎をマスターすることができるのです。
このマニュアルだけでもある程度のライティングスキルを身に付けることができるので、初心者の方にも利用してもらいたサイトです。
また、サグーワークスはクラウドソーシングサイトでは珍しく、システム手数料を無料で利用できます。
大手のサイトではシステム手数料が20％かかり、1万円の報酬を受け取る場合は、20％分の2000円が引かれてしまいます。
初心者の最初のかべは10万円以上を稼いでシステム手数料を下げることなので、この手数料が無料になるのは大きなメリットになるのではないでしょうか。
その分求められるスキルは高く、サグーワークスの案件では時間制限もあるのでライティングスキルとマネジメントスキルが必要です。
自分のスキルを売ることができるクラウドソーシングサイトがココナラです。
500円から値段を設定することができ、顧客が満足して追加で仕事を依頼したい場合などであれば「おひねり」で追加の報酬を受け取ることができます。
ここでは、販売することができるものが幅広いので、自分のスキルで使えそうなものがあるのなら、ココナラで販売してみるのがいいでしょう。
商品の決済に関しても、サイトがサポートしてくれるので安心して取引ができます。
ですが、システム手数料はクラウドソーシングの中でも高めに設定されており、5万円未満だと30％であり、25万円をこえても20％までは必ず引かれます。
こちらもスキル販売できるクラウドソーシングサイトです。
スキルクラウドはサイトの設立が2018年と始まって日が浅いで、他のサイトと比べるとライバルがまだまだ少ないです。
ココナラでは見たことある商品も、スキルクラウドではまだ販売されていないことがあるのです。
もし、自分のスキルで販売できるものがあり、市場に出回っていないのであればチャンスが大きいです。
また、ココナラよりも最高で引かれるシステム手数料が低く設定されているので、稼ぎが25万円以上いかないのであれば、スキルクラウドを使ってみてもいいでしょう。
Shuftiは名前にもある通り主婦の方の利用に特化したクラウドソーシングサイトです。
なので案件の内容は、ライティングやタスク案件の他に自宅でできる内職の作業があります。
内職ではシール貼りや宛名書きなど、ちょっとした空き時間に誰でもできる簡単な作業が用意されています。
アンケートやデータ入力の単純な作業が多めに用意されているので、仕事のない日や隙間の時間に依頼を受けると効率的に仕事ができるでしょう。
ポイントサイトであるげん玉とポイントを共有して利用できます。CROWDでは主に取り扱っている案件はライティングやタスク案件が多いです。
CROWD単体でみると大手のサイトに勝っている点はあまりないですが、げん玉を利用している方なら効率よく稼ぐことができます。
クラウドワークスやランサーズと同じで、全てのジャンルの案件を取り扱っています。
大手サイトよりも登録者数が少ないため、案件の競争率が低いので初心者の方でも仕事を受けやすいのがポイントです。
また、システム手数料も大手サイトより低いのが注目のポイントです。
Bizeekでのシステム手数料は報酬が10万円以下の場合は10％であり、10万以上では5％と低めの設定になっています。
大手のサイトを利用しても仕事が受けられない場合や、システム手数料が気になるのであればBizeekの利用をおすすめします。
クラウドソーシングサイトで仕事をするには、信用と実績が第一です。そしてその後に、スキルや専門的な知識があることで高収入を得られるようになります。
なので、最初のうちは単価を気にせずに仕事をして、クライアントに評価をしてもらうことに集中するのがいいでしょう。
単価を気にしていると何もすることができなくなります。まずは実績を積んでから、単価の交渉をするようにしましょう。
そのためにも、まずはクラウドソーシングのサイトに登録をして、プロフィールを全て埋めて案件にどんどん応募をしてみてください。