節約しているのに「いつもお金がない・・・」「なかなかお金が貯まらない・・・」と悩む方は多いのではないでしょうか。
お金をなるべく使わないように意識していても、なかなか出費を減らすことは難しいですよね。
そんなときにオススメするのが、「断捨離」をすることです。
本記事では、「断捨離することでお金が貯まる理由」と「断捨離を成功させるコツ」をご紹介します。
節約してもなかなかお金が貯まらずに悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
断捨離は2010年の流行語に選ばれていますが、今もなお注目されています。
近年、最低限の物で生活する「ミニマリスト」が流行しており、それに合わせて断捨離をする人が増えているからです。
断捨離はヨガの行動哲学がベースとなっており、住まいや心の整理整頓術として応用されています。
断捨離をする具体的な方法は次の通りです。
断捨離と聞くと「物を捨ててスッキリさせること」と考える方が多いでしょう。
しかし、断捨離は物を捨てるだけが目的ではありません。
断捨離は3つの考え方からできています。
断捨離は不要な物を捨てることだけではなく、捨てた物にくよくよせず、本当に必要なもの以外は買わないという考え方を持つことです。
この考えは「物」だけではなく、人間関係など人生において様々なところで活かすことができます。
断捨離は基本4つのステップから成り立っています。
物がたくさんある方は、家の物を全て洗い出すのは大変な作業となるでしょう。
スムーズに断捨離を進めるためには、断捨離のやり方やコツを事前に把握しておくことが大切です。
断捨離をすることは、お金を貯めるための重要な行動です。
なぜなら、無駄な物を買ったり、不要な物に囲まれることでお金や心に悪影響を及ぼすからです。
お金を貯めることができている家は、圧倒的に物が少ないと言われています。
お金を貯めるためには断捨離をすることが効果的です。
断捨離が効果的な理由は次の通りです。
断捨離することで、気分がスッキリして健康的になります。
なぜなら、物を減らすことによって、視覚に入ってくる情報が減り、脳の負担が少なるからです。
物が溢れることによって脳に入る情報が多くなり、脳が消耗して常に疲れを感じたり、モヤモヤしてしまうのです。
物が少ないことで考え事が減り、リラックスする時間が増えることで体も心もスッキリします。
物が多いと、全ての物を把握することが難しくなり、結果的に無駄な買い物をしてしまいます。
物があることに気づかずに、同じものを買ってしまうからです。
把握することができる範囲まで物を減らすことで、無駄な買い物をしなくなります。
自分が本当に必要だと思う物に囲まれることで、幸せに感じることが多くなるでしょう。
断捨離をして残った「今後も必要な物」は、その物が必要であり好きだから残しているはずです。
もし、不要な物がたくさんある場合は、「もっと良い物が欲しい」と物欲が増していつまでたっても幸福感が満たされません。
断捨離をすることで好きな物だけに囲まれた生活になるので、とても幸せに感じることができるでしょう。
断捨離をしたときに気づくのが、「捨てることは面倒」ということです。
「物を捨てる」という行動は、大きなエネルギーを消耗するからです。
不要となった棚や椅子、不要な小物がたくさん入ったゴミ袋をゴミ捨て場に運んだりするのは、エネルギーを大きく消耗するでしょう。
捨てることが面倒なことに気づくことができれば、将来的に捨ててしまうような物を買うことが少なくなります。
それにより、出費を減らすことができます。
断捨離を成功させるためのいくつかのコツを知っておくことで、よりスムーズに作業を進めることができるでしょう。
例えば、「もしかしたら使うかもしれない・・・」という考え方になっていては断捨離を成功することはできません。
断捨離をするために必要な考え方や、やり方のコツを知っておくことで、断捨離の成功率を上げることができます。
断捨離を成功するためのいくつかのコツは次の通りです。
物が溢れていることを受け入れて、現状を打開することを決意してください。
「仕方なくやる」という気持ちでは、中途半端に終わってしまう可能性があります。
「お金がない」「お金が貯まらない」という現状をより良い状況に変えるために断捨離するという考えをしっかり持ってください。
断捨離をするときは「いるもの」「いらないもの」「保留」の3つの種類に分類しましょう。
この3つの種類に分類することで、スムーズに断捨離を進めることができるからです。
例えば、断捨離を進めている中で、「これは今後必要なのか迷うな」と悩むことがあるでしょう。
そんなときは「保留」に入れておくことで、作業を止めることなく仕分けを進めることができます。
全体の仕分け作業を終えた後で改めて「保留」にした物の仕分けに取り掛かることで、冷静に判断することができます。それは別の日に行っても構いません。
例えば、「●月●日までに使うことがなければ捨てる」などのルールを作りましょう。
分類によって仕分けて、「保留」にした物を判断するためのルールを作ることによって、断捨離をする際の悩み時間を減らすことができるでしょう。
物を捨てるときは判断するために大きなエネルギーを使いますが、考え過ぎずに思い切って判断することが断捨離のコツです。
「もしかしたら使うかもしれない」という考えを持っていては、断捨離後にも多くの物を残してしまうでしょう。
「いらないもの」に入れたなら、その物に執着せずゴミに捨てましょう。
考え過ぎずスムーズに決断していくことが、断捨離で最も重要なことです。
リバウンドを防ぐためには、物を増やさないために工夫することが必要です。
整理整頓しづらい環境や、整理整頓の習慣が身に付いていない場合は、断捨離後も物が増えてしまう可能性があります。
断捨離後も物を増やさないための工夫は次の通りです。
同じ種類の物を一か所にまとめることで、物の量をすぐに把握することができます。
もし、一か所にまとまっていないとなりますと、古い物を見落として新しい物を買ってしまうかもしれません。
例えば、「野菜」なら冷蔵庫内の「野菜ゾーン」にまとめましょう。
一か所に同じ種類のものをまとめれば、無駄な買い物を防ぐことができます。
断捨離後も整理整頓することを毎日意識してください。
「使う予定だった物を結局使わずに放置している」なんてことがあれば、物は増えていくばかりです。
例えば、コンビニからもらったプラスチックのフォークを、「いつか使うかもしれないから」と放置していることなどです。
「いるもの」と「いらないもの」を仕分ける意識は常に必要です。
整理整頓を日々意識することで、整理された環境をキープすることができます。
新しい物を一つ買ったら、古いものを一つ捨てるようにしましょう。
「使うかもしれない」なんてことを考えていると、物が溢れていってしまうでしょう。
極端な例かもしれませんが、新しい炊飯器を買った際に、「たくさん焚くときがあるかもしれないから古い物も一応残しておく」という判断はしないでください。
物の「個数」を増やさないよう意識しましょう。
そうすることで必然的に物は増えなくなります。
いつも使う物ではないが、年に数回使うようなものはレンタルを検討するのも一つの手です。
断捨離で年に数回使うか使わないかという物は、「いらないもの」に入れてしまうことが多いでしょう。
しかし、捨てた後にそれを使用する場面があった場合は、新たに買ってしまうとお金がかかってしまいます。
その際にレンタルを利用することで、出費や管理の手間を減らすことができます。
特別なシーンのみで使う物は、レンタルを利用することで出費を抑えることができます。
少し余裕のある方は、「整理収納アドバイザー」の資格を取ることをオススメします。
整理収納のノウハウを学び知識を活かすことで、断捨離後の整理された環境を維持したり、より効果的に物を収納することができるからです。
また、整理に困った方へアドバイスができるので、人の役に立つこともできて有意義に過ごせるかもしれません。
整理収納術を身に付けて、日々の整理整頓に活かすのも選択の一つです。
断捨離をすることで無駄な出費が抑えられ、お金が貯まっていきます。
断捨離とは物を捨てることだけではなく、捨てた物に執着せず、「本当に必要なもの以外は買わない」という考え方を持つことです。
本当に必要な物だけで生活することによって、無駄な買い物をしなくなり、出費を抑えることができるのです。
また、自分が選んだ好きな物だけに囲まれるので、幸せな気持ちで日々を過ごすことができるでしょう。
物が少ないことにより、視覚から脳に入る情報が少なくなり、ストレス軽減にも繋がります。
断捨離をすることは、「捨てる」と「捨てない」の判断をしたりと、大きなエネルギーを使います。ここで断捨離を始める前に、断捨離のやり方やコツについて情報収集してください。
事前にやり方やコツを知っておくことで、断捨離の負担を軽減し、スムーズに進めることができるでしょう。
そして、実際に断捨離を終えた後も、断捨離の考え方や整理整頓することを忘れないでください。
物が少ない状態を維持する努力をしなければ、リバウンドしてしまう可能性があります。
生活において本当に必要な物だけに絞ることで、お金も心も豊かなるでしょう。
「お金が貯まらない」という方の中で家に物が溢れている方は、ぜひ断捨離をしてみてください。