派遣社員でもお金を借りれる!どこで借りる?借りる方法は?

お金を借りたいのに、派遣社員だから無理かもしれないと躊躇していませんか?
収入が不安定だから、正社員ではないから、とあきらめてはいけません。実際、派遣社員にもお金を貸しているところはたくさんあります。

派遣だからNGということではありません。一人ひとり審査が行われるので、通ればきちんと借りれるのです。では、派遣社員はいったいどこでお金を借りれるのでしょうか?また、どのような審査が行われるのでしょうか?

本記事では、派遣社員がお金を借りる方法や、審査対策について解説していきます。お金を借りたい派遣社員のご参考にして下さい!

派遣社員でもお金を借りれる!オススメはココ

派遣社員がお金を借りれるか不安になるのはなぜでしょう。また、派遣社員がお金を借りるならどこが良いのかもお伝えします。

派遣社員がお金を借りれるか不安になる理由

派遣社員がお金を借りれるか不安になる理由を挙げていきます。

  • 派遣社員は収入が不安定だから
  • 派遣社員は年収が低いから
  • 派遣先での勤務年数が短いから
  • 派遣社員だと在籍確認ができないかもしれないから

個別事情はあるかもしれませんが、一般的には雇用形態に起因する不安が中心のようです。もし、これらを理由としてお金を貸してくれるところがなければ、派遣社員は誰一人とお金を借りれないことになってしまいますよね。

ご安心ください。派遣社員もお金を借りる方法があります。

カードローンがおすすめ

派遣社員がお金を借りるならカードローンがおすすめです!申込条件で派遣社員OKとしているのがカードローンだからです。

もちろん、派遣社員はNGというカードローンもありますが、多くの会社で基準をクリアしていればカードローンの利用を認めています。

申込基準として、満20〜69歳で安定・継続した収入がある人、のように表記されている会社なら派遣社員も申込可。

でも、「安定・継続した収入」が気になりますよね。カードローンでは、年収よりも安定した収入がある事が重要です。借りたお金を毎月確実に返済する能力があるかがポイントなのです。

派遣先に1年以上勤務していると、勤務日数や時間による多少の変動はあっても比較的安定した収入があると考えられます。この場合であれば「安定・継続した収入」を証明できます。

また、派遣社員は一部例外はあるものの、同じ派遣先で3年以上働けません。3年満了し、別の派遣先で勤務を始めたばかりの時にお金を借りたい場合はどう考えるべきか。

この場合でも、収入が大きく減るなどの変動がなければ「安定・継続した収入」を証明できます。派遣社員の給与は派遣元である派遣会社から支払われていますので、前の派遣先での給与も含めることができます。

派遣社員がカードローンでお金を借りれるのは、継続して安定した収入を得ている場合であることを覚えておきましょう。

要チェック!派遣社員の在籍確認はコレだけおさえよう!

派遣社員がお金を借りる時の在籍確認について、おさえておくべきポイントについて解説していきます。

在籍確認がある場合は派遣元に!

ローン会社が在籍確認を必要とする場合は、派遣元にかけてもらうようにしましょう。実際に勤務するのは派遣先の会社ですが、雇用は派遣元である派遣会社です。給与も派遣元からの支払いです。カードローン申込書の勤務先欄には派遣元を記入して下さい。

派遣先での部署や業務によっては、派遣社員の名前を完全に把握できていない会社もあります。在籍確認は派遣元にしてもらうのが基本です。

派遣元が在籍確認NGでも大丈夫!

派遣元が在籍確認NGの場合は、派遣先に連絡してもらいましょう。在籍確認は派遣元にするのが基本とお伝えしましたが、実際は、在籍確認ができない派遣会社も少なくありません。

その理由は2つ。1つ目は個人情報にあたるため答えられないから。2つ目は、派遣社員の名前をすぐに確認できないからです。派遣会社には多くの人が登録しているうえに、実際の勤務先は派遣先なので、電話応対した人がその人を知らなければ即答できません。

このように、派遣元が在籍確認拒否、不可の場合は、派遣先に連絡してもらいましょう。ただし、これは派遣先が在籍確認に応じてもらえる環境か否かによります。

在籍確認の電話連絡がないところを探すのもあり!

派遣元も派遣先も在籍確認ができないなら、電話による在籍確認がないところを探しましょう。そんなところあるの?と思いますよね。あります!

お金を借りる時には、在籍確認は必須であると思って下さい。パンフレットやホームページなどに「在籍確認なし」と書いていても、「電話による」在籍確認がないという意味合いです。

Webや郵送で、在籍していることを証明できる書類を提出してもらい、電話による在籍確認に代えるということです。証明書類はローン会社によって違いますが、給与明細や給与証明、社会保険証などが一般的です。

この点を理解した上で、どうしても電話での在籍確認が難しい場合は、「電話による在籍確認なし」のローン会社を利用してみてはいかがでしょうか。

申込前にチェック!派遣社員が審査に落ちる理由はコレ!

カードローンを申込む前に、派遣社員が審査に落ちる理由をチェックしておきましょう。審査に確実に通るためのヒントも得られるはずです。

派遣登録だけでは借りれません

派遣会社に登録しただけでは、お金は借りれません。派遣登録しても勤務実績がなければ給与証明もなく、在籍確認もクリアできません。

世の中には収入証明や在籍証明など一切不要を謳ってお金を貸してくれるところもあります。しかし、こういったところは、不法な金利や厳しい取り立てがあるなど危険ですので絶対に利用してはいけません。派遣登録をしただけの状態ではお金は借りれないと受け入れましょう。

他に借入があると不利

他社で借入があると審査ではやや不利です。返済できるかがポイントとなるので、他社での借入額が少なければクリアできるかもしれません。

しかし、収入に対しての新規借入希望額を含む総借入額が大きく、返済が困難と判断されれば審査に落ちてしまうことも。他で借入がある場合は、申込前に客観的に見て返済が可能な借入額か確認しておきましょう。

また、借入社数が多いのも不利となるようです。

過去に延滞したことがある

過去に延滞をしたことがある人は審査で落とされる場合が多いです。ここでいう延滞とはいわゆるブラックリストに載っているレベルです。

クレジットカードやカードローンの返済が遅れ、61日以上〜3ヶ月程度滞納の状態が続くとブラックリストという金融事故情報に記録が残ってしまいます。

審査では、この事故情報は必ずチェックされるので、上記に該当する人は審査通過は厳しくなります。ただし、情報機関や事故内容にもよりますが、記録は約5年でクリアになると言われているので、申込時期によってはギリギリOKとなることもあるようです。

申込の限度額が高すぎる

申込時の借入希望限度額が高すぎると審査に通りにくいです。無理なく返済できる額を借りるということだけは忘れないでください。

借りれるだけ借りておこうと、ローン会社が設定している上限までを申請する人もいるようです。しかし、収入に対して希望限度額が高すぎると、計画性のない人などと、ローン会社に悪い印象を持たれてしまう可能性もあります。

とくに初めてカードローンを申込む人は少額を心がけて下さい。さらにお金が必要になった時に、あらためて限度額を上げると良いでしょう。

派遣社員で審査に通りやすいのはこんな人!

派遣社員で審査に通りやすいのはどういう人でしょうか。その特徴をご紹介していきます。

1年以上の継続勤務

同じ派遣元で1年以上継続して勤務している人は、審査をクリアしやすいです。先述しましたが、継続した安定収入を証明できるからです。

社会保険証

社会保険証は継続勤務を証明することができるため、派遣社員の審査には有効な証明書です。

派遣社員として働く際、次の1〜2のどちらかの条件に当てはまる場合は健康保険への加入義務があります。

条件1

  • 雇用契約期間が2カ月以上である
  • 1カ月の所定労働日数が15日以上、1週間の所定労働時間が30時間以上
    (正社員の3/4以上)である
  • 条件2

  • 1年以上の雇用見込みがある
  • 1週間の所定労働時間が20時間以上である
  • 1カ月の賃金が88,000円以上である
  • 会社の従業員数が501人以上である

このように、雇用期間や一定の収入基準をクリアすることで社会保険に加入することができるため、社会保険証があると審査に通りやすいと言われています。社会保険証を提出することで電話による在籍確認が不要となるローン会社もあります。

毎月の給料の変動が小さい

毎月の給料の変動が小さいということは、安定した収入を意味するので審査に通りやすいポイントの1つです。

派遣社員は時給制なので、休日等で勤務日数が減れば月収も減ってしまいます。とくに有給休暇が取得できない期間は月収に大きく影響するので、お金を借りる可能性がある場合は計画的に休みを取りましょう。

派遣社員は無理のない返済ではなく余裕のある返済をしよう!

本記事では、派遣社員がお金を借りる方法や審査に通るためのポイントについて解説してきました。無事に借りることができたら、次は返済です。期日を守って、コツコツ返済していきましょう。

派遣社員は返済が負担とならないように、余裕のある返済を意識してください。派遣社員に限らず、正社員であっても同じですが、月々の返済が負担になるのは避けたいところ。

とくに派遣社員は収入が減ってしまう可能性もあります。ケガや病気で数日休みをとることになれば、お金が足りなくて返済できないという最悪な事態に陥ることも。

不測の事態に備えるためにも、毎月余裕をもって返済できるよう計画的にお金を借りましょう!