ハンドメイドで稼ぐコツを知ろう!主婦も稼げるおすすめ方法

「最近テレビで話題のハンドメイド販売って本当に儲かるの?」「ハンドメイド販売で売り上げを伸ばすにはどうしたらいいの?」・・・このような、ハンドメイド販売に関する疑問や悩みを抱いている方もいるのではないでしょうか?

ハンドメイド販売とは、自分で作ったオリジナル作品をインターネットや販売イベントなどで売ることです。ハンドメイド業界では主婦の方も多く活躍しており、中には月商100万円以上を稼いでいる方もいます。

「趣味を活かした副業をしたい!」という方は、ハンドメイド販売を始めてみませんか?

ここでは、ハンドメイド販売の特徴、稼ぐ方法とコツ、主な販売方法、注意点を解説します。

ハンドメイドで稼ぐことは可能?ハンドメイド販売の特徴

近年、テレビなどで紹介されて注目を集めている「ハンドメイド業界」では、主婦をはじめ、様々な方が活躍しています。

ハンドメイド業界の「売れっ子作家」の中には「月商100万円」を越える主婦の方もおり、今、自分のオリジナル作品を売る「ハンドメイド販売」はとても人気があります。

でも、「本当にハンドメイド販売って稼げるの?」「どうすれば売れっ子作家になれるの?」と疑問を抱いている方もいますよね。ハンドメイド販売は誰でも手軽に始められる反面、稼ぐためにはコツが必要になります。

まずは、ハンドメイド販売の平均収入やメリット・デメリットなどについて確認しましょう。

ここでは、ハンドメイドの特徴を解説します。

ハンドメイド販売は本当に稼げる?ハンドメイド販売の平均収入を解説

ハンドメイド販売は、自分が制作したオリジナル作品を販売することです。

ハンドメイド作品の販売先には、ハンドメイド専門ショップ、販売イベント、フリーマーケットなどがあります。

ハンドメイド販売では、アクセサリーや小物、洋服など、様々なアイテムを売ることができます。そのため、「アクセサリー作りが趣味」「お裁縫が得意」「DIYが好き」・・・というような方は、ハンドメイド販売に向いているといえます。

ハンドメイド販売の売り上げは、作家さんごとに異なります。自作アクセサリーの販売で「月商100万円以上」稼ぐ女性の方もいれば、「半年間に1,000円しか売れなかった」・・・という方もいます。

実際のところ、月商100万円以上稼ぐような「売れっ子作家」の人々は一握りであり、多くのハンドメイド作家さんは「月商3万円未満」となっています。

テレビ番組やネット記事などの影響で「ハンドメイドは簡単に儲かる」というイメージを抱いている方もいるかもしれませんが、実際は、ハンドメイド販売で月商10万円以上稼いでいる方は少数派です。

そのため、ハンドメイド販売は「簡単で今すぐにたくさん稼ぎたい」という方よりも、「好きなハンドメイドでお金を稼ぎたい!」という方におすすめの副業となります。

ハンドメイド販売を始める前に要チェック!メリット・デメリット

ハンドメイド販売には、メリットとデメリットがあります。これからハンドメイド販売を始めようと考えている方は、ハンドメイド販売の特徴を確認しておきましょう。

ハンドメイド販売のメリット・デメリットは、以下のとおりです。

【ハンドメイド販売のメリット・デメリット】

ハンドメイド販売のメリット ハンドメイド販売のデメリット
・今注目の業界!人気がある ・ライバル(作家)が多い
・自分の作品が販売できる ・売れない作家も多い
・自分の作品で顧客に喜んでもらえる ・写真が良くないと商品が売れない
・自分1人のペースで販売できる ・梱包・発送・顧客対応など作業が多い
・材料費を安くおさえられる ・品質・価格はライバルと比較されやすい
・月商100万円以上稼げる可能性もある ・大きく稼ぐためには技術と販売戦略が必要

ハンドメイド業界は人気がある反面、ライバル(作家さん)が多いので、商品やサービスの差別化を図らないと売れない可能性があります。また、ハンドメイド販売は始めやすい反面、ほとんどの作家さんが月商3万円未満となっています。

そのため、「簡単で楽に月5万円くらい稼ぎたい!」という方には、ハンドメイド販売は向いていないかもしれません。

また、ハンドメイド販売には、自分の作品で誰かに喜んでもらえるというやりがいがある反面、一眼レフなどでキレイな商品写真を撮影しないと売れにくいという落とし穴もあります。

良い作品を制作するだけでなく、キレイな写真の撮り方も、ハンドメイドで稼ぐには必要となります。

また、ハンドメイド販売には「自分1人のペースで行える」「材料費を安くできる」といったメリットもありますが、「梱包・発送・顧客対応などの作業量が多い」「品質や価格などはライバルと比較されやすい」といったデメリットもあります。

ハンドメイド販売は自分1人でできる分、作業量が多くなり、材料費を安くおさえられる分、同じようなライバルと品質や価格の面で比較されやすくなります。

ハンドメイド販売では、月商100万円以上を目指すことも可能ですが、大きく稼ぐためには販売戦略が必要になります。単純に作品を売るだけでは、月5万円以上稼ぐことはむずかしいと覚えておきましょう。

ハンドメイドで稼ぐ方法!利益アップの秘訣を公開!

ハンドメイド販売は誰でも簡単に始められますが、継続して売れるためには稼ぐコツが必要になります。大きな売り上げが期待できる「売れっ子作家」を目指したい方は、ハンドメイドで稼ぐ方法とポイントを確認しましょう。

ここでは、ハンドメイド販売で稼ぐ秘訣を解説します。

ハンドメイドで「売れっ子作家」を目指そう!稼ぐ方法とポイント

ハンドメイド販売で月商10万円以上稼いでいる「売れっ子作家」は、売れるための工夫をしています。

これからハンドメイド販売を始めたい方や、すでにハンドメイド販売を始めていて売り上げが伸びない方は、ハンドメイドで稼ぐための方法をチェックしましょう。

ハンドメイドで稼ぐ方法は、以下のとおりです。

【ハンドメイドで稼ぐ方法とコツ】

  • 1. 売れるものを制作する(※商品リサーチ)
  • 2. ほかと差別化できる作品やサービスにする
  • 3. 商品写真はキレイに撮影する
  • 4. 梱包・ラッピングを工夫する
  • 5. 適切な販売価格をつける
  • 6. 複数の販売先を用意する
  • 7. 有名になる・SNS等で広く宣伝する

ハンドメイドで稼ぎたいときは、人気と需要があるアイテムを制作しましょう。

どんなに優れた作品でも、需要のないアイテム(商品)だと売れにくくなります。ハンドメイドで人気のあるアイテムを事前調査して、売れやすいものを制作して販売しましょう。

ハンドメイドの売れ筋アイテムを調査する場合は、「Yahoo!オークション」や「minne(ミンネ)」などの販売先サイトで「落札されているもの」「よく売れているもの」を探してみましょう。

また、ハンドメイドで稼ぐ場合は、ライバル(他の作家さん)と差別化できる作品やサービスづくりも大切です。

オリジナリティのない作品は、数多くいるハンドメイド作家さん達の作品に埋もれてしまうので、なかなか売れない原因になります。

自分独自のセンスを活かして、ほかと差別化のできるオリジナリティ作品を販売しましょう。購入者にノベルティ(おまけ)をつける方法も、ファン獲得と売り上げアップに効果的です。

また、ハンドメイドで稼ぐためには、商品写真をキレイに撮影することも大切です。

ハンドメイド販売は、商品写真の「美しさ・イメージの伝わりやすさ」によって売り上げが左右されるので、商品写真はなるべくキレイに撮影しましょう。そして、商品写真では、作品だけでなく、梱包・ラッピングの画像も撮りましょう。

ハンドメイド作品は贈り物(プレゼント)として購入されることもあるので、梱包・ラッピング画像を掲載するとお客さんが安心して買いやすくなります。

梱包・ラッピングも工夫して、オシャレなものにしましょう。

ハンドメイド販売では、販売価格も重要になります。

適切な販売価格を選んで、赤字よりも黒字を目指しましょう。ハンドメイド作品の販売価格は、原価の3倍以上がおすすめです。あまりにも安い販売価格にしてしまうと、たくさん売れても赤字になる可能性が高くなります。

実際、「作品を多く販売しても赤字が続いている」・・・という作家さんもいるので、薄利多売にならないように、適切な販売価格をつけましょう。

ハンドメイド作品の販売価格は、自分で自由に決められます。一般的に、商品の販売価格は「原価の3倍以上」といわれています。まずは、作品にかかった原価(制作費など)を計算して、正しい値段をつけましょう。

また、ハンドメイド販売は、複数の販売先を用意すると売れる可能性が高くなります。

同じハンドメイド専門ショップでも、業者によって人気・需要のあるアイテムが異なるので、ハンドメイドの販売先は複数選ぶことをおすすめします。ハンドメイドの販売先が増えれば、お客さんの目にとまる可能性も高くなります。

このほかにも、ハンドメイドで稼ぐためには、有名になることや、SNSなどで作品を広く宣伝することも効果的です。

『Instagram(インスタグラム)』などのSNSを活用して、ファン(購入者)を増やしましょう。ハンドメイド販売の売り上げは「半数以上がリピーターによるもの」という作家さんもいるので、ファン獲得のためにも宣伝活動を行いましょう。

ハンドメイドで稼ぐ販売方法を選ぼう!主な販売先を紹介

ハンドメイド作品は、様々なところで販売することができます。今はインターネットを介して、誰でも簡単にオリジナル作品を売れるようになりました。

ここでは、ハンドメイドで稼ぐための主な販売先を紹介します。

ハンドメイドで稼ぐにはどこがオススメ?販売先の比較一覧

ハンドメイドの販売先には、以下のようなものがあります。

  • ハンドメイド専門ショップ(minneなど)
  • ネットオークション(ヤフオク!など)
  • フリマ・アプリ(メルカリなど)
  • 自分のネットショップ(BASEなど)
  • ハンドメイド販売イベント(ヨコハマハンドメイドマルシェなど)
  • フリーマーケット

ハンドメイド専門ショップは、ハンドメイド作品の売買サイトです。

作家さん(出品者)は手数料を支払うことで、自分の作品を売買サイトで販売することができます。ハンドメイド専門ショップは、ハンドメイド作品を購入したい方が集まるので、ハンドメイドの販売先としておすすめです。

【主なハンドメイド専門ショップ】

名称 特徴 手数料
minne(ミンネ) ■月額利用料0円
■専用アプリ有
■販売手数料9.6%(税抜)
Creema(クリーマ) ■出店料、出品料は無料
■専用アプリ有
■海外販売も可能
■成約手数料/商品金額の10%(税別)
■台湾・香港サイトの成約手数料/商品金額の16%(税別)+決済手数料1取引あたり40円(税別)

ハンドメイド作品は、ネットオークションでも販売できます。

業者ごとに「出品できる商品」が異なりますが、一般的にアクセサリーや小物、洋服といったハンドメイド作品は販売可能です。実際に、ネットオークションでハンドメイド作品を販売している作家さんも数多くいます。

【主なネットオークションサイト】

名称 特徴 手数料
Yahoo!オークション(ヤフオク) 国内最大級のネットオークションサイト。常時出品数6480万品、出品カテゴリ数40,531 ■落札システム利用料/Yahoo!プレミア会員8.8%(税込)、Yahoo!プレミアム会員登録なし10%(税込)
■Yahoo!プレミアム会員費/月額462円(税抜)
モバオク! 国内で有名なネットオークションサイト。常時出品数439万品、有料会員数100万人以上 ■有料登録/月額330~360円(税込)

『メルカリ』などのフリマ・アプリでも、ハンドメイド作品を販売できます。

フリマ・アプリは若い人が多く利用しており、ほかの販売先とはユーザー層が異なります。また、値下げ交渉などもあり、一般的にフリマ・アプリの販売価格は低くなる傾向があります。

【主なフリマ・アプリ】

名称 特徴 手数料
メルカリ 業界最大手フリマアプリ・サイト ■販売手数料/売れた時10%
■売上金引出手数料/一律200円
ラクマ 楽天運営のフリマアプリ・サイト ■販売手数料/商品価格の3.5%(税別)
■振込手数料/売上の振込申請時・1件210円(※振込先が楽天銀行の場合は振込手数料が無料)

ハンドメイド販売は、自分のネットショップでも行えます。

『BASE』などの「ネットショップ開業サービス」を利用すると、自分のネットショップを手軽に作成することができます。「売れっ子」のハンドメイド作家さんの中には、ハンドメイド専門ショップを利用せずに、自分のネットショップで販売している方もいます。

【主なネットショップ開業サービス】

名称 特徴 手数料
BASE ■ショップ開設数800万以上
■登録料、月額料0円
■BASEかんたん決済手数料/3.6%+40円(各注文ごと)
■サービス利用料/3%(各注文ごと)
■振込手数料/一律250円
■事務手数料/振込申請額2万円未満・500円、振込申請額2万円以上・0円
STORES.jp ■フリープラン/月額料金0円
■スタンダードプラン/月額料金1,980円(※クレジット払いのみ初月料金無料)
■フリープラン・決済手数料/5%
■スタンダードプラン・決済手数料/3.6%
カラーミー ■販売手数料0円 ■初期費用3,000円(税別)
■エコノミー/月額費用834円~
■レギュラー/月額費用3,000円~
■ラージ/月額費用7,223円~
■決済手数料(決済手段で異なる)/例:クレジットカード4.0%~

このほかにも、販売イベントやフリーマーケットなどで、ハンドメイド作品を販売することができます。

販売イベントやフリーマーケットでは、作品を売るだけでなく、お客さんやほかの作家さんと交流できるというメリットがあります。

販売イベントやフリーマーケットの開催日・手数料などはイベントごとに異なるので、気になる方は公式サイトをチェックしてみましょう。

【主な販売イベント】

  • minneのハンドメイドマーケット
  • Creemaのイベント・フェス
  • アートイベント・デザインフェスタ
  • ハンドメイドインジャパンフェス
  • ヨコハマハンドメイドマルシェ
  • 青空個展・てづくり市
  • 雑司が谷・てづくり市

このように、ハンドメイド作品の販売先は豊富なので、悩まれる方もいると思います。ハンドメイド作品の販売先選びで迷ったときは、多くの作家さんが活用している「ハンドメイド専門ショップ」を利用しましょう。

ハンドメイド専門ショップでは、ハンドメイド商品が好きな購入者が集まるので、自分の作品も売れやすくなります。また、一般的に、ハンドメイド専門ショップでは会員登録・出品が無料(※売れたときに手数料発生)なので、少ないリスクでハンドメイド販売を始めることができます。

ハンドメイド販売の初心者の方や、あまりお金をかけずにハンドメイド作品を販売したい方は、ハンドメイド専門ショップがおすすめです。

ハンドメイドで稼ぐときの注意点!失敗しないためのルール

ハンドメイド販売には、いくつかの注意点があります。失敗しないためにも、ハンドメイド販売で気をつけたいポイントを事前に確認しておきましょう。

ここでは、ハンドメイドで稼ぐときの注意点を解説します。

ハンドメイドで稼ぐときはココに注意!2つのポイント

ハンドメイド販売で稼ぐときは、以下の点に気をつけましょう。

  • 1. 「著作権・商標権」に注意!
  • 2. 「薄利多売」に注意!

1つ目は「著作権」や「商標権」に注意することです。

著作権とは「法律で著作者に与えられる権利」のことです。たとえば、人気キャラクターや有名人の写真などには、著作権があります。

そして、商標権とは「ブランドの目印となる商標(トレードマーク)を保護する目的の権利」になります。たとえば、有名ブランドのロゴマーク・デザインなどには、商標権があります。

人気キャラクターや有名ブランドのロゴなどを真似て、ハンドメイド作品を制作してしまうと、著作権や商標権を侵害する可能性があります。著作権や商標権を侵害すると、懲役や罰金などの重い刑事罰が科せられるので注意しましょう。

2つ目は「薄利多売」に注意することです。

ハンドメイド作品の販売価格を安く設定してしまうと、たくさん売っても利益につながらない原因になります。

たとえば、「1個あたり200円の利益がでる商品」を売る場合、10個売って2,000円、100個売ってようやく20,000円になります。

月に5万円稼ぎたい場合は、250個売る必要があります。ハンドメイド作品を1ヶ月に250個も制作するのは大変ですよね。また、必ず1ヶ月に250個が売れるという保証もありません。

このように、あまりに安い値段で商品を販売してしまうと、作業量と利益のバランスが崩れる恐れがあるので気をつけましょう。

ハンドメイドで稼ぐことは可能!技術と販売戦略で売上アップ!

この記事では、ハンドメイドで稼ぐ方法について解説しました。いかがでしたでしょうか?

ハンドメイド販売は、誰でも簡単に始めやすいネット副業の1つです。ハンドメイド業界では主婦の方も活躍しており、「売れっ子作家」の中には月商100万円以上を稼ぐ方もいます。

ハンドメイドで稼ぐためには技術と販売戦略が必要ですが、大きく稼げる可能性も秘めているので、物づくりが好きな方は検討してみてはいかがでしょうか?