お金を借りたい、と思った時に「免許証やパスポートがなくて困った」という方は多いのではないでしょうか。
特に都内では車やバイクなどの移動手段がなくても交通の便が良いですから、免許証を持っていない方もたくさんいらっしゃると思います。
しかしながらカードローンを申し込む際には、免許証やパスポートなどの身分証明書類は必須である場合が多いものです。
そこで今回の記事では、「免許証がなくても健康保険証だけで借りられるカードローンはあるのか?」ということについて紹介していきます。
「自分は免許証を持っていない」という方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。
それでは早速紹介していきましょう。健康保険証だけでもカードローンを利用することは「可能」です。しかし消費者金融の中では「プロミス」のみに限られます。
多くの消費者金融では健康保険証のみでは申し込みができない中、プロミスだけは借り入れ申し込みが可能です…健康保険証のみで借り入れを行うには、web上で申し込みを行うweb契約や、カードも発行なしで利用できるweb完結を利用することが必須条件です。
来店して契約する場合や、健康保険証と現住所が異なる場合はプラスで以下のような本人確認書類が必要となりますので注意しましょう。(いずれも発行から6ヶ月以内のものでないと使えません。)
健康保険証のみで借り入れができるプロミスのカードローン、どのようにwebから申しこめば良いのか、詳しく見ていきましょう。
プロミスでは、webから申し込むことで健康保険証のみで申し込みが可能です。審査に無事に通過すれば、借り入れ、返済まで全てweb上で手続きができるので、とても便利な利用方法です。
店舗に来店しなくても良いので、日中忙しくて契約に行っている時間がない、という方や「消費者金融の利用をばれたくない、人目が気になるので店舗に出入りしたくない」という方でも安心して契約することができます。
またweb完結ならカードを含む郵送物もないため、「同居している家族にばれたくない」という場合でも気軽に利用できます。
(確実に郵送物なしにするには、webから申し込んだ後、本人確認方法を「金融機関口座でかんたん本人確認」または「アプリでかんたん本人確認」による手続きに設定する必要があります。)
さて、申し込みはパソコンやスマホ、携帯電話からweb上のプロミスのページにアクセスし新規申し込みページから申し込みを行います。
申し込んだ後の流れは、以下のようになります。融資は申し込む時間帯によっては即日で可能です。急ぎで借りたい方は、遅くても平日のお昼〜14時頃までには申し込んだ方が良いでしょう。
契約の際に「金融機関口座でかんたん本人確認」または「アプリでかんたん本人確認」で本人確認を行わない場合、郵送でも本人確認が可能です。
この場合、契約書類やカード類は自宅に「簡易書留郵便(転出不要)」で届きます。なお差出人の名前は「事務センター」で届くため、ひと目見ただけではプロミスからの書類だとはわかりません。
また、借り入れ希望額が50万円を超える場合や、他社との借り入れ額を合わせると100万円を超えてしまう場合は、健康保険証の他に以下のような収入証明書類も必要になります。(いずれも最新のものであること)
カードを発行しなかった場合の借り入れ方法は、プロミスインターネット会員サービスからの振込キャッシングを利用したり、アプリなどから借り入れの申し込みを行います。
カードを発行した場合は、プロミスインターネット会員サービスからの振込キャッシングの他、プロミスATMや三井住友銀行ATM、提携ATMなどから引き出して利用することができます。
カードは後からでも手数料無料で発行できますので「やっぱり発行した方が便利だな」という場合は、遠慮なくカードの発行を申し込んでみましょう。
銀行のカードローンはほとんどの銀行が健康保険証のみでも申し込み可能ですが、審査に必ず1日以上かかるため「今日中に借りたい」という方は、即日融資可能なプロミスを利用するしかありません。
しかしながら時間に余裕のある方は、銀行のカードローンはおすすめです。銀行のカードローンは消費者金融のものと比べて金利が低いため、少しお得に借り入れをすることができますよ。
銀行名 | 健康保険証のみで借り入れ |
---|---|
三井住友銀行カードローン | 不可 |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 可 |
みずほ銀行カードローン | 可 |
楽天銀行スーパーローン | 可 |
イオン銀行カードローン | 可 |
この中から三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の申し込み方法を紹介してみましょう。三菱UFJ銀行のバンクイックでは、契約の際にテレビ窓口での契約に限り、以下のような本人確認書類をいずれか一点用意すれば申し込みができます。
どれも現住所や氏名、生年月日などの記載があることが必須です。変更点がある場合は裏面の提出が必要な場合もあります。
また申し込みの際には、勤務先についての情報も必要です。勤務先の住所、電話番号、大体の社員数と入社年月は把握しておくようにしましょう。
ちなみに「テレビ窓口」についてですが、こちらは三菱UFJ銀行のATMコーナーに設置されているもので、オペレーターと話しながらその場で契約ができる機械のことです。
平日15時以降の時間帯や、土日祝日でも利用できるので「平日は忙しくて時間がない」という方でも自分の都合の良い時に利用できます。
受付時間 | (年末年始と2/11は休業) |
---|---|
平日 | 9:00〜20:00 |
土日祝日 | 10:00〜18:00 |
日曜 | 10:00〜17:00 |
こちらの申し込みでも、借り入れ希望額が50万円を超える場合や他社との借り入れ金額を合わせて100万円を超えるような場合は、以下のような収入証明書類が必要となります。
テレビ窓口での申し込みが完了した後は、とりあえずテレビ窓口を離れます。消費者金融などですと、その場で審査結果まで聞ける金融機関もありますが、銀行は審査に時間がかかります。
その後は電話にて審査結果のお知らせがあります。なお審査結果の連絡は、9時から21時(土日祝日は9時から17時)までの間となっていますが、申し込んだ時間帯や審査状況によっては連絡が遅くなることもあります。
無事審査に通過すると、テレビ窓口、または郵送にてカードの受け取りを行います。
しかしながらテレビ窓口でカードを受け取る場合、運転免許証が必要となるため、運転免許証のない方はカードの受け取りは郵送のみに限られてしまいます。
「カードローンのカードが自宅に届くと嫌だな」という方もいらっしゃるかと思いますが、三菱UFJ銀行の封書で届くので、もしも家族に何か言われても「カードローンの契約をした」ではなく「銀行に口座を作った」などの言い訳ができます。
もしくは、カードの受け取りは自宅ではなく勤務先などにできないか、申し込みの際にオペレーターに相談してみると良いでしょう。
カードローンの契約に利用できる本人確認書類は、やはり運転免許証やパスポートが一般的な書類ではありますが、上記で紹介してきた通り、健康保険証のみで借りられる金融機関もあります。
それでは健康保険証のみで借り入れ申し込みを行う際に、気をつけておきたい点はあるのでしょうか。いくつかの注意点を紹介していきましょう。
身分証明書が健康保険証しかない場合、もしも健康保険証に不備があっては申し込みができません。利用する健康保険証は、以下のような不備がないかよく確認してから利用するようにしましょう。
もしも氏名が間違っていたり有効期限の切れている場合は、急いで新しいものを発行してもらうようにしてください。また他人の保健証を使うことは絶対にやめましょう。
引っ越しなどで住所が異なる場合、カード型の健康保険証なら裏面に新しい住所を記載するなどして裏面も提出する、といった処置が必要になってきます。
健康保険証に不備もなく、問題なく利用できれば良いのですが、場合によっては以下のような身分証明書類の提出を追加で求められることもあります。
もしもこれらの提出を求められた時に慌てることのないよう、あらかじめ準備しておけると、なお良いですね。
住民票は、市区役所や市役所の出張所などで発行できます。手数料が300円程度かかります。マイナンバーカードを持っている場合はコンビニエンスストアの証明書発行サービスを利用して準備することもできます。
また納税証明書は、住民税や軽自動車税などを支払ったよ、という証明書類ですが、市区役所の納税担当課に申請して、取得することができます。
郵送でも取得できるので「忙しくて日中市役所に行けない」という方は電話で申し込んでみると良いでしょう。こちらも手数料は300円程度かかります。
今回の記事では、プロミスなら健康保険証だけでカードローンの申し込みができる、また銀行でもほとんどの銀行で健康保険証でカードローンの申し込みが可能なことについて紹介してきましたが、いかがでしたか?
銀行のカードローンは審査に時間がかかるため、即日での借り入れは不可能ですが、多くの銀行で健康保険証だけでカードローンの申し込みができることに驚いた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
運転免許証がなくても、健康保険証だけでカードローンの申し込みは可能なので、時間に余裕のある方は銀行のカードローンも検討してみてはいかがでしょうか。
すぐに借りたい、という場合はプロミスで申し込みをしてみましょう。なお、プロミスでも銀行でも保険証だけで申し込めるのはwebからの申し込みに限られるので、慌てて来店しないよう、まずはwebから申し込むようにしてください。
しかしながら、身分証明書類が健康保険証しかない、というのは不便なこともあります。もしも時間に余裕があれば、写真付きの個人番号カードの発行なども検討してみましょう。写真付きの個人番号カードは、身分証明書類として十分に利用できます。
申し込みから発行までには1ヶ月以上かかります。運転免許証を取得するよりは、お金も時間もかからずに取得できますが、時間に余裕を持って申し込みを行いましょう。
こちらもwebからの申請なら、写真も自分のスマホなどで撮った写真を使ったりと、気軽に作成することが可能です。
身分証明書類が健康保険証しかない、という方は一度、個人番号カードの申請を検討してみてはいかがでしょうか。