出社をしなくても良い在宅ワークは、注目が集まっている仕事の仕方です。
生活のスキマ時間に作業ができる、時間の融通がきく事が魅力と言えるでしょう。
そのため、子育て中の主婦の方や、他の本業がある人が副業で行っているという事も多いようです。
しかし在宅ワークは種類も多く、初めて探す人は迷ってしまうかもしれません。
テレワークなど会社に勤めなくてもできる仕事も多いですが、ここでは初心者でもできる在宅ワークや探し方について、ひとつずつ紹介していきます。
在宅ワークをしたいと思った時、まずどう探していいのか分からないかもしれません。
探し方については、ネットに出ている求人を探す、クラウドソーシングサービスを利用するなどの方法があります。
どの方法から行っても問題ありませんので、自分に合った方法を選んでいきましょう。
ネットで「在宅ワーク」などと検索をして、求人を探す方法です。
シンプルに検索をするだけの方法ですので、初心者の場合、まずは検索をしてみても良いかもしれません。
どんな種類の求人があるのか分かるので、興味を持ったら応募してみましょう。
ただし、仕事内容によっては経験者を募集している場合も多く、未経験の場合には仕事がもらえない可能性もあります。
また、相場が分からないために、割に合わない仕事である場合もあります。少し手間はかかりますが、その会社の評判も合わせて調べてみれば安心です。
間に仲介業者が入るクラウドソーシングサービスと比べて、報酬を100%自分のものにできる事が魅力です。
クラウドソーシングサービスは、仕事を頼みたい人、仕事をしたい人を繋いでくれるサービスを指します。
直接依頼者とやり取りをする訳ではなく、仲介業者が間に入っている事が特徴です。賃金が未払いになってしまうなど、相手側と問題が起きにくいメリットがあります。
また、仕事の数が多いため、自分に合ったものを選びやすくなっています。
やりたい在宅ワークがはっきりしていない場合にも、まずは登録をしてみて、どんな内容があるのか比較をしてみる事もオススメです。
デメリットとしては、絶対に仕事が取れるわけではない、という事です。
仕事を頼む側も、やはり安心できる経験者に頼みたくなります。初心者はまず、信用を得るために小さな経験を積んでいくところから始める必要があります。
また、安全に利用ができる一方で、報酬の何%かを手数料として取られてしまいます。
クラウドソーシングサービスによっても手数料が変わってくるため、いくつか登録をしてみて比較をしてみる事がオススメです。
他の人に紹介をしてもらって、在宅ワークを行う方法もあります。
人の紹介であるために、安心して仕事を行える事が魅力です。
紹介をしてくれた人に、どんな仕事なのかなどを聞きやすいですし、もし難しいと感じた時にも断りやすいでしょう。
ただし、人に紹介をしてもらえるという事は、何かあればその人にも迷惑を掛けてしまう事になります。
自分だけの責任ではない事を自覚して、仕事を請けるかどうか、慎重に判断する必要があるでしょう。
在宅ワークをする人に向けて、マッチングなどのイベントを行う事もあります。
これは、仕事を頼む側の企業と、在宅ワーカーがお互いに出会えるチャンスです。
対面型の、クラウドソーシングサービスとも言えるでしょう。
直接仕事がもらえなくても、新しい人脈ができる事もありますし、新たな情報が手に入る事もあります。
その場で顔を合わせて相談ができる事も魅力です。
絶対に仕事がもらえる訳ではありませんが、顔を出して見ると思わぬ収入があるかもしれません。
在宅ワークと一口に言っても、さまざまな種類があります。
データを入力していく作業や、記事を書くライター、軽作業を行う内職系などがあります。
人によって得意不得意もあるので、自分が苦痛なく行える仕事を選ぶ必要があると言えます。
ここでは、初心者でも挑戦できる、特別なスキルが必要ないものをご紹介します。
在宅ワークで多い仕事として、データ入力があります。
シンプルに文字を転機するものや、レシートの金額を入力するような数字を入力するものなど、種類はさまざまです。
低い単価の入力を大量に行うことで、報酬を得るというイメージです。
データ入力は、最低限の条件として、タイピング能力が求められます。
タイピングの速さは、そのまま仕事の速さに直結します。文字入力が苦でない人には非常にオススメの作業です。
また、長時間パソコンに向かって作業をするため、繰り返しの作業が得意な人にも向いている仕事と言えるでしょう。
仕事内容によってはExcelなどのソフトが必要になる事もあります。事前に準備をしておけば安心です。
指定されたテーマやキーワードを使って記事を書く、ライターも求められています。
ライターのほとんどは在宅で、簡単な記事であればスマホから書けるという人もいるそうです。
文章を書く能力があれば誰でもできる作業で、続けていけば報酬アップも狙えます。
ある程度の文量ある記事を書くためには、パソコンからの作業が必須になります。
WordやEvernoteなど、自分に合った文章作成ツールを持っておけば便利に作業をする事ができます。
文章を書く能力は、ライターに限らずどこでも求められます。自分の文章力を上げるために挑戦してみるのも良いかもしれません。
商品レビューの仕事も、在宅ワークでは人気です。実際に商品やサービスを使ってみて、そのレビューを書く仕事です。
感想を書くのが得意という人には負担もなく、向いている作業と言えるでしょう。
ただし、場合によっては「お金をもらって良いレビューを書く」という事になりかねません。これは、消費者を騙している状態になってしまいます。
請けても問題のない仕事かどうかの、見極めが大切です。
嘘がないよう、実際に自分が使っている物やサービスについてレビューをするようにすれば安心です。
パソコンを使わない作業として、内職系の仕事が挙げられます。
自宅に物が送られてきて、作業をした上で、完成品を送り返す事で納品となります。
値札などのシールを貼る作業、決まった部品を組み立てる作業、カタログを封入する梱包作業など、会社によって仕事はさまざまです。
出来たものがそのまま商品として使われる事も多いので、慎重さが求められる作業とも言えます。
単価が安く出来高制になるため、大量に作業をこなす必要があります。
ただし、クオリティが高い場合には単価をアップしてくれる事もあるそうです。
初心者が在宅ワークを始める時、「なんとなく」と言った気持ちで手を出してしまいがちです。
特に初めに請ける仕事は勝手が分からないため、とりあえず仕事を始めてしまうのです。
請けた仕事の納期を守れなかった、実は悪い会社だった、理想と違いすぎて苦痛を感じた…などの問題があっては大変です。
迷っている時に挑戦してみる事は大切ですが、後々で問題にならないよう慎重に判断をしましょう。
在宅ワークは、当然ながら報酬をもらうために行います。
しかし場合によっては、登録料を求められる事があるそうです。
自分がお金を払わなければならないとなった時には、怪しいと疑った方が良いかもしれません。
在宅ワークをしたい人は多く、悪い会社がカモにしようとしている事も少なくありません。
登録料が返ってくるレベルに儲けられる、初期投資、などの言葉が出た場合には、一旦落ち着いて考えてみましょう。
怪しいと思った時には、会社の評判などを調べてみて、冷静な判断を行う事が大切です。
在宅ワークを始めたばかりの時、稼ぎたいという気持ちから、どうしても多くの仕事を請けたくなってしまいます。
実際に仕事をしていないため、「これくらいならできるんじゃないか」という自信がある事も原因です。
在宅ワークも賃金が発生する仕事です。納期に余裕を持って請ける事を基本としましょう。
特に始めたばかりの頃は、自分の作業ペースも掴みづらい状態です。
まずはたっぷり余裕を持って仕事をした上で、仕事量を増やす・納期を短くする、などの工夫を行いましょう。
企業によっては「未経験歓迎」などと書かれていて、初心者を育てる気持ちで仕事を回してくれるところもあります。
しかし注意したいのが、報酬が作業量に合っているかという部分です。
初心者と言えど、仕事をこなしている事に変わりはありません。
極端に安い金額を提示している場合には、本当に請けて良いものなのか考えてみましょう。他の仕事も調べてみて、おおよその相場を見ておけば安心です。
ただし、初めの数回の作業だけ報酬を安く設定しておいて、様子を見るという企業もあるようです。
どのような報酬の形態になっているのか、しっかりと確認しておきましょう。
報酬の話はなかなかしづらいですが、先方に直接聞いておけば後ほどトラブルが起きにくくなります。
今度は逆に、「高い報酬を狙いすぎている」という場合です。
高単価のものを探し過ぎていると、仕事自体が見つかりません。また、自分で納得できない金額で請けて、モチベーションが下がってしまうパターンもあります。
在宅ワークは、基本的に報酬は安いと思っておきましょう。
経験を積んで単価を上げていくか、何かしらのスキルがあって、初めて高単価の仕事を請ける事ができるのです。
もちろん安すぎるものを請けてはいけませんが、相場を知っておけば納得しやすいです。
初心者の場合、相場程度の金額であれば、まずは挑戦してみても良いかもしれません。作業をした上で、単価アップの相談をしてみましょう。
在宅ワークに興味を持った時には、以下のポイントに注意して探してみましょう。
まずどんなものがあるのか、自分で調べる事ができれば安心です。
後ほどトラブルにならないよう、注意して在宅ワークを行っていきましょう。