「世の中お金じゃない」、「お金は何とかなる」という考えは大切だと思いますが、消費税の増税や物価の上昇は、個人のレベルでどうにかなる問題ではありません。
一方で、旦那さんの収入が一向に増える気配がなければ、今のままではお金が少しずつ減ってしまうことは避けられません。
「お金をもっと稼ぎたい」、「将来のためにもっと貯金したい」、「一時的にお金がほしい」など、お金がない主婦の悩みは様々です。
このような主婦の悩みを解決できる方法は、世の中にたくさんあるでしょう。
ここでは、シンプルに悩みを解決できる方法を一緒に学んでいきましょう。
まず知っておいてもらいたいのは、「収入が多ければお金に困らない」というのは、残念ながら正解とは言えません。
たとえ旦那さんの年収が1000万円、2000万円であっても、お金に苦労している主婦は世の中にたくさんいます。
もちろん収入が少なければ、お金がなくなってしまうこともあります。
要するに様々な要因が掛け合わさって結果を生み出していることを自覚しましょう。
主に上の4つの要因が掛け合わさって、お金がない状況をつくっています。
高度成長期やバブル時代はとうの昔の話で、終身雇用も崩壊している時代です。
旦那さんの収入がこれから大幅にアップする可能性は、極めて低いといえます。
とある調査によれば1990年から平成の30年間で給与の平均上昇は年間7万円と出ていますし、非正規雇用などの拡大によって、雇用さえしておけば・・・という風潮になっています。
主婦のみなさんが、これまでと同じ生活をしていけば、当然「お金がない」状況は永遠に続きます。
旦那さんが転職をして、これまでよりもずっと収入が上がれば、転職をしてもらうのもひとつの手段です。
また、あなた自身が転職して、少しでも収入を上げるというのも選択肢のひとつですが、雇用主、同僚などの環境変化によるリスクは、絶対に頭に入れておきましょう。
仮にあなたの旦那さんが高収入で、比較的贅沢な暮らしをしていたら、いきなり生活レベルを落とせますか?
おそらくほとんどの方が「No」ではないでしょうか。
これが大きな理由の一つでもあります。
たとえ高収入ではなくても、今までやってきた習慣を崩すのは極めて難しいのですが、ここで改革をしなければ、ずっとお金は貯まりません。
まず、お金を貯めるためにやっておくことは次のことです。
月々に掛かる生活費というのが、この固定費にあたります。
家賃や住宅ローン、所得税や社会保険料などは実際に見直すことが難しい項目となります。
自分自身の影響がほとんど反映してこないからです。
税金や社会保険料は、年収が下がらない限り今後も下がることはないでしょう。
自分で工夫できる固定費は、光熱費や通信関連費、交通費などがあげられます。これらは見直し次第で、かなり抑えられることができます。
LPガス(プロパンガス)は都市ガスに比べて料金が高めです。ガスコンロを電気に変えてみるだけで、電気会社の割引きが可能サービスも存在します。
まとめて割り引くサービスは年々増加しているので、初期投資は掛かりますが、長い目で考えてみるのも良いでしょう。
また、無駄に電気料金を上げないために、不要な電気は使わないか、節電するように心掛けるだけで、電気料金は下がります。
太陽発電で家中の電力をまかなうのは、少し難しいですが、かなり長期スパンで物事を考えるのであれば、ソーラーパネルの設置も検討しても良いかもしれません。
今や生活に欠かせないのが「通信費」です。
誰でもスマホや携帯電話、パソコンを使っている時代ですから、この項目の削減は生活に大きく影響します。
マイネオやLINEモバイルなどの格安スマホというサービスがありますが、デメリットはあるものの、固定費を減らすという目的であれば、キャリアの乗り換えは有効です。
月々何千円もの節約となりますし、年間でも大きく差が出ます。
また、キャリアは変えたくない!という方でも、プランを見直すだけでいくらか節約が可能です。
プランも変更されますので、定期的にお店へ行って、今後のプランを見直すことをおススメします。
最後に交通費の見直しですが、定期代を減らすのは引っ越しレベルの仕事が求められますが、車通勤であれば、軽自動車に乗り換えるなどで自動車税や燃料代の削減は可能となります。
独身時代は、稼いだお金を全額使うこともできましたが、結婚すればその感覚を見直さなければなりません。
今までだったら外食してしまう、流行りの服を買ってしまう、友人に誘われたら飲みに行ってしまう、こんなことも見直しが必要です。
とはいえ我慢し過ぎてストレスになってしまうのは良くありませんが、頻度を減らしていくことはできると思います。
「今、本当にこれが必要なのか?」をモノやサービス購入前に考える習慣を持つだけで、生活レベルは下げられることができますし、場合によっては生活の質も向上することもあるでしょう。
節約という守りの部分も大切ですが、収入を「増やす」という攻めの部分も必要です。
会社員でも比較的自由になりつつあるのが「副業」です。
これは終身雇用の崩壊を意味するのと同時に、個人で稼ぐ大きなチャンスでもあります。
しかし、多くの主婦たちはなかなか手を出すことはありません。
手を出さない理由は大きく上の3つです。
主婦ではありますが、工夫次第で副業に費やせる時間は確保できると思います。
家事も育児も、旦那さんに協力してもらえれば少しは違うはずです。
本気で収入を増やしたいのであれば、どこを減らして、副業の時間にあてればいいのか?が見えてくるでしょう。
また、副業についても、どんなものがあるのかを知らない方が多いです。
ここでは、どんな副業があるのかを紹介してみます。
難易度が高いものも、比較的やりやすいものもありますので、自分に合ったものを見つけてみてはいかがですか?
まだまだいろんな副業がありますが、代表的なものをいくつかピックアップしてみました。
クラウドソーシングとは、会社と個人的に業務委託をして文章やイラストを提出し、その対価をもらうという仕組みです。
グーグルなどで「クラウドソーシング」と検索すれば、たくさんの会社が検索されます。
文章やイラストに限らず、いろんな技術を募集していますので、自分の好きな分野で稼ぐことができます。
単価は低いものから高いものまで、幅広くあります。
せどりや転売は、中古ショップなどから商品を購入して、利益が出るように売る副業です。
売り方は様々ですが、安いうちに購入して高値で売ることもできますし、不要なものにちょっとした価値を付けて売ることもできます。
ヤフオクやメルカリなど、不要なものを売り買いできるツールは発展しているので、気軽に始めることができます。
しかし、売れない場合は在庫スペースがとられてしまうし、赤字にもなりかねません。
You tubeはみなさんも聞いたことがあるかと思いますが、あれには広告が入ります。
再生回数に応じていくら、というようにお金を稼ぐことはできます。
また、ブログなどでも広告が見られますが、アフィリエイトといって、クリック数に応じて報酬が発生するというものです。
収益が発生するには、時間と労力がかなり使われますので、短期間に結果を出すことは困難な副業です。
素人には難しい株とFXですが、最初はだれでも素人からはじめています。
ある程度の資産がないと収益は微々たるものですし、損失を出してしまうリスクもあります。
しかし、不労収入なので実際に身体を使って働くということはなくなります。
消費者金融や銀行では「ローンカード」というカードを発行してくれます。
もちろん審査があり、それなりの条件もありますが、コンビニATMから簡単にお金を借りることができます。
利息は掛かってしまうことが多いですが、消費者金融なら無利息サービスが付いている商品も多く見受けられます。
詳しくは公式サイトなどでしっかりと調べたうえで、トラブルのないように利用しましょう。
便利なカードローンであっても、その使い方次第では自分を苦しめることになります。
子どもの合宿代や教科書代に使うなど、目的が決まっていて、さらに返済の計画が立てられれば、カードローンは生活を豊かにしてくれます。
しかし、日常的に当てもなく利用してしまえば、借金に抵抗がなくなり、やがては依存に陥ってしまう危険性があります。
あくまでも、目的がはっきりしていて、返済できる場合に使いましょう。
最初に、年収が高くてもお金に困ってしまうことがあるように、大事なのは身の丈を知ることです。
節約をする、見直しをするというところから、収入を増やすところにもっていきましょう。
副業でも、無理にこなそうとすれば生活の質は下がってしまいます。
自分ならどこまでできるのかを知ることによって、収入を上げることが大切です。