副業をするならクラウドソーシングサイトについては、聞いたことがあるのではないでしょうか。
クラウドソーシングは少しの空き時間で、どこでも仕事ができるので主婦の方からフリーランサーの方まで幅広く利用されているサイトです。
今回はそのクラウドソーシングサイトの大手である、クラウドワークスについてをご紹介していきます。
副業は確かに誰でもできますが、個人事業主になるので何も知らずに仕事をしてしまうとなかなか稼ぐことができずに諦めてしまうこともあります。
なので、クラウドワークスのメリットとデメリットから、クラウドソーシングでは何が重要になるのかを踏まえて解説していくので参考にしてもらえたらと思います。
クラウドワークスはクラウドソーシングでは大手のサイトであり、実績がない方でも仕事が取りやすいです。
なので、フリーランサーとして活動を考えているのであれば、実績と信用が積みやすいので、最初の足掛かりとして利用する方も多いです。
そんなクラウドワークスのメリットは以下の通りです。
上記のメリットについて、一つずつご紹介していきます。
クラウドワークスでは決まった仕事がないので、自分がやりたいと思った案件や自分のスキルを生かせる案件を選ぶことができます。
未経験者で募集をしている案件も多く、作品や実績がなくてもテストに合格をすることができればそのまま長期の仕事をもらうこともできます。
もちろんテストではマニュアルがあり、スキルがなくても対応ができます。分からないことがあれば質問も受けつているので、安心して行うことができるでしょう。
実績ができてくるとスカウトされるようになるので、単価も上がるようになります。
その中でいいと思える仕事があれば応募をするだけでコンタクトが取れるので、自由度が高くて気軽に仕事を選ぶことができます。
クラウドソーシング全般に言えることですが、クラウドワークスでも仕事のやり取りは全てネットで完結できるので、パソコン一台あれば時間も場所も選ばずに仕事ができます。
簡単な仕事であれば、スマートフォンやタブレットでも仕事ができます。
料理の合間や、休憩時間、新幹線や飛行機に乗りながらと、場所を選ばずに仕事をすることもできるので、主婦の方でも利用している方が増えてきています。
何かの事情で外に出ることができない方にもオススメできる仕事です。
未経験者で募集をしている案件には、マニュアルが用意されていることが多いです。
なのでスキルに不安がある方でも、プロが使っている知識やスキルを仕事をしながら身に付けることができます。
スキルの上達には知識も必要ですが、添削をしてくれる担当者も必要です。自分がどこで間違っているのかが分からなければ上達することは難しいでしょう。
その環境がそろっているのがクラウドワークスです。
マニュアルと担当者がついており実績も積むことができるので、個人のスキルアップにもつながります。
毎月3,000円の報酬を3ヶ月連続でクリアすると、クラウドワークスが用意している福利厚生を利用できます。
会社に勤めなくても福利厚生を利用することができるのは、嬉しい特典です。
また、この中にはスキルを学ぶことができるオンライン講座を利用することができるので、スキルアップをしたいなら利用するといいでしょう。
クラウドワークスを利用するなら、本当に稼ぐことができるのかは気になるところだと思います。
結論から言うと、稼ぐことはできます。
努力をして実績を積むことができれば、月収で30万円以上を稼いでいる人も多くいます。
では、なぜ稼ぐことができないと言われているのか。それは、以下の理由によっては、稼ぐことは難しいと言われています。
上記の理由について、一つずつご紹介していきます。
スキルや知識がないと未経験者を募集しているとこでしか仕事ができません。その仕事では単価が低いものが多いので最初の頃は稼ぐことができないのです。
最初の月では1万円しか稼げないこともあります。
この最初の報酬が低すぎることで、続けていく気力がなくなり諦める方が多いです。
ですが、続けることができれば実績とスキルを身に付けることができるので、単価の高い仕事のスカウトなども増えていきます。
クラウドワークスでは稼いだ額により、システムの利用手数料が決まります。それは以下の通りです。
| 報酬額 | 利用手数料 | 20万円以上 | 報酬額の5% |
|---|---|
| 10万〜20万円以下 | 報酬額の10% |
| 10万円以下 | 報酬額の20％ |
| タスク形式 | 報酬額の20％ |
上記を見るとわかる通り、クラウドワークスでは稼ぎ方によって、手数料に大きな差が出てきます。
最初の月に10万円以上の報酬を稼ぐことは難しいでしょう。なので、手数料である20％を引かれることが多いです。
月の稼いだ額が1万円なら20％が引かれるので、8,000円になります。
そこに所得税なども引かれるとさらに報酬額は下がります。
もし、最初の月から20万以上を稼ぎたいのであれば、コンペに応募をするかスキルが必要である専門的な案件を行うようにしましょう。
クラウドワークスでは、「タスク形式」、「プロジェクト形式」「コンペ形式」の三つの案件が載せてあります。
その主な仕事内容は以下の通りです。
上記の仕事内容について、一つずつご紹介していきます。
タスク案件で一般的なものがデータ入力です。
企業側から提供するデータを元に文字を入力していく作業です。
入力する文字数が多いものほど単価も上がっていきます。
タスク案件やライティングでは文字単価で報酬が決まり、タスク案件の相場は一文字で約0.1〜0.5円程です。0.5円で2000文字の場合は、1,000円が報酬です。
実績なども必要なく、スキルでもタイピング力だけあれば引き受けることができるので未経験者でも引き受けやすい仕事になります。
副業としてや主婦の方のちょっとした空き時間でやる分にはいい収入ですが、フリーランサーとしてこの案件だけで生活していくの難しいでしょう。
ブログ記事から、ホームページ作成や翻訳など仕事の内容はさまざまです。
その中でもブログ記事は未経験者で始めやすく、実力がつけば高収入を稼ぐこともできます。
長期的な案件は「プロジェクト形式」で募集されていることが多く、この案件に参加するのが高収入の稼ぎ方です。
文字単価もタスク案件より高いことが多く、一文字0.5〜7円と幅広くスキルに応じて値段の交渉をすることができます。
ライティングでは分野によって、作業効率や継続のしやすさが決まってきます。なので、自分が得意の分野や気になる分野があるのなら、積極的に応募するのがいいでしょう。
ロゴやネーミング、バナーの作成などのデザインの案件ではコンペ形式で募集していることが多いです。
キャラクターの考案から商品パッケージなどの本格的なデザインの案件も多いので、PhotoshopやIllustratorなどのソフトが使えるのなら、挑戦してみるといいでしょう。
高単価の案件も多いのがコンペ形式になるので、高収入を得たいならオススメの稼ぎ方です。
ですが、このコンペ形式では必ず報酬をもらえるわけではありません。
クライアントが採用した方にのみ報酬が支払われるので、スキルや知識がない場合は全く稼ぐことができないこともあるので注意してください。
クラウドワークスなどのクラウドソーシングの利用を考えていると耳にするのが、ランサーズだと思います。
どちらを利用するのがいいのかと思う方もいるでしょう。ここではクラウドワークスとランサーズの利用の仕方についてご紹介していきます。
結論を言うと、どちらも利用するのがいいです。
システムや手数料、仕事の受注から納品までそこまで違いはありません。
なぜ両方の利用がいいのかは、仕事の検索できる量が増えることが大きな理由です。
また、人によってはクラウドワークスの方が使いやすいと言う方もいれば、ランサーズの方が仕事の質が高いと感じ方がそれぞれ違います。
これは実際に利用してみないとわかりません。なので、まずは両方を利用して自分に合ったやり方を見つけるのがいいでしょう。
クラウドワークスでは知っておかなければ損をしてしまうことがあります。
報酬を受け取る銀行によっては手数料が多くかかってしまったり、今月は多く稼いだと思っていたが口座をみると入金されていなかったりと想定外のことが起こってしまうことがあります。
ここではクラウドワークスを利用するのであれば、最低限知っておいて欲しいことをご紹介していきます。
報酬の受取口座によってクラウドワークスでは、振込手数料に違いがあります。
楽天銀行では振込手数料が100円ですが、その他の銀行では500円も取られてしまうのです。
クラウドワークスでの最初の案件では1,000円や2,000円のものが多いです。
なので、楽天銀行を利用しないと、一回の案件で稼いだ報酬額の半額も振込手数料で持ってかれてしまうのです。
この500円は年間にすると6,000円にもなってしまうので、口座開設が面倒であっても作っておくのがいいでしょう。
確定申告をするときにも、副業の収入を別の口座に入金できるようにしておくと、手続きが楽です。
ブログなどでクラウドワークスを紹介して、登録をしてもらえればアフィリエイトの収入を得ることができます。
無料の会員登録をしてもらえれば報酬が入るので、アフィリエイトの中でも比較的に簡単な部類の案件です。
このアフィリエイトを行うには、a8.netなどのアフィリエイト・サービス・プロパイダーに登録する必要があります。
もし、集客に成功することができれば、もう一つの収入源になるので、挑戦してみるのがいいでしょう。
クラウドワークスでの報酬額は15日締めでその月の末日に支払われるか、末日締めの15日に支払われるようになっています。
最初は随時出金方式で設定されており、締め日までに報酬額が1,000円以上でなければ登録している銀行口座には振り込まれません。
クライアントによっては、クラウドワークスに報酬を払うのが月末締めの後払いになっていることもあるので、確認して続きをしなくては翌々月に報酬が支払われることもあるので注意してください。
クラウドワークスでの仕事のやり取りは、基本的には個人間で行われるので自分自身で気をつけなれば報酬が支払われないこともあります。
どんなにいい条件だったとしても、評価の低いクライアンなら仕事を受けないなどの対策が必要です。
またクラウドワークスではトラブルが起きた場合に相談ができる「みんなのお仕事相談所」のページがあります。
もし、困ったときにはこちらに相談するようにしてもいいでしょう。
では、実際にどのようなトラブルがあるのかを、ご紹介していきたいと思います。
案件に載せてあった条件で応募したはずなのに、テスト以降の仕事内容が違っていることがあります。
全てのクライアントがクラウドワークスについて、使い方を熟知しているわけではないので手違いなどが起こる可能性があるのです。
なので、クライアントによっては仕事の作業量に見合った報酬がどの程度なのかを把握していないこともあります。
もし、最初の条件と違い対応ができない場合や、報酬が作業量と見合っていないのであればまずは条件を提示して相談するか、仕事を受けることができないことを伝えてそのクライアントとは関係を切った方がいいでしょう。
クライアントによっては納品をしても記事の手直しが多いところがあり、余計な時間をかけてしまいうまく稼ぐことができないことがあります。
最初の頃は直しがあるのも仕方ないと思えますが、中には指定された修正内容が曖昧でわかりにくいものがあります。
そのせいでクラインアントの意図がわからずに、なかなか納品が完了しないこともあります。
また、クライアントの過度な接触により報酬が割りに合わないと感じることもあります。何度も続くようであるなら、違う案件を受けてみるのがいいでしょう。
最初のうちは仮払いがきちんとされているのかを確認するようにしましょう。
クラウドワークスでは仮払いというシステムがあり、仕事をする前にある程度の額が仮払いされるので報酬が未払いになることはありません。
ですが、クライアントによってはクラウドワークスを通さないで報酬を振り込もうとする方や、ChatWorkやLINEで連絡をして手続きを行う方がいます。
上記のような方は基本的は規約違反であり、この場合で手続きを行ってしまうと未払いになったとしてもクラウドワークス側では対応することができなくなってしまいます。
仕事を選ぶ際にはきちんと、コメントと評価を確認しておくようにしましょう。
案件の中には仕事とは関係ない、MLMなどのネットワーク・ビジネスに勧誘してくるクライアントがいます。
案件の内容をみるといかにも怪しく、誰でも高収入を得ることができるだったり、一度セミナーを受ける必要があったりと、他のクライアントとは仕事の内容に違和感を感じるものが多いです。
慣れてくれば簡単に見分けることができますが、最初のうちや知らなければ取り込まれてしまい余計な出費や時間を使ってしまうことがあるので注意してください。
順調に仕事を納品できていたとしても、クライアントの都合で仕事が急になくなることがあります。これはフリーランサーにとっては特に珍しいことではありません。
クライアント側が用意している資金がなくなってしまったり、ブログやホームページ自体が運営できなくなってしまったり、他にいいライターが見つかればそちらに仕事を回したりして仕事の依頼がなくなることがあります。
このことを頭に置いておいて、他のクライアントを見つけておくことで大きな損害をなくすことができます。
このことに関してはスキルをアップをしていくしかないので、仕事先が見つかったからと安心せずに他の仕事先も見つけておくのがいいでしょう。
応募をしても採用されなかったり、テストすら受けられないという場合にも理由があります。その理由を一つずつ解消していくことで仕事を受けることができるようになるでしょう。
その理由と解決の仕方についてご紹介していきます。
応募をしても採用されない場合は、単価に目がいってしまいレベルの高い仕事にばかり応募をしている可能性があります。
その場合は実績やスキルがない状態なので、まずは単価の安い仕事から始めるのがいいでしょう。
未経験者を募集しており、他よりも単価の安い仕事であればテストまで進める可能性は高いです。
まずは、そこで実績を積んでから、単価の高い仕事に応募をするようにしましょう。
受注者のプロフィール項目が書かれていないのであれば、全て埋めるようにしましょう。クライアントがまず見るのはプロフィールです。
基本情報はもちろんですが、経歴・実績・スキル・自己PRなどは必ず埋めておくようにしましょう。
実績などがない場合は、なぜその仕事をしたいのかを書いておくだけでも印象はよくなります。
このプロフィールを書くまえに「契約ランキング」の上位にいる方のプロフィールを参考にするのがいいでしょう。
コピペをするのはダメですが、参考にすることでクライアントの欲しい情報が何なのかを見つけることができます。
その情報を乗せることで採用率をあげることができるでしょう。
また、外部提携サービス連携・本人確認書類提出・NDAの締結を必ず行っておきましょう。
ここをやっているかだけでも採用率に大きな差が出てきます。
応募をして少し期間が空くようなら、その空き時間でコンペの仕事を積極的に受けてみるのもスキルアップにつながります。
コンペでならテストなしでもそのまま作品を見てもらうことができるので、他よりも最初のハードルが低くなっています。
そのかわりに採用される可能性は低いので、最初は期待せずにとにかく見てもらうことだけを考えるようにしましょう。
ライティングをメインにやっていこうと考えている方でも、コンペでは店名や商品名、キャッチコピーなどの依頼があるのでスキルアップにつながります。
一言でその物の良さを伝えるのは難しいので、文章力や表現力の幅が広がります。
スキルアップもできて報酬がもらえる可能性があるので、実績のない時にはオススメです。
採用してもらいやすくするには、完成品をいきなり渡すのではなく、ある程度クライアントと相談をして相手の意図をくみとるようにして作っていくといいでしょう。
現在は副業を進めている会社も増えていますが、実際に会社にバレたくない方もいます。勤めている会社で副業をしてもいいと言われても内心はどう思われるのかわからないので、できれば知られたくないと思う方も多いです。
ですが、会社に副業がバレない方法は実際にはありません。
ここでは、クラウドワークスなどで稼いだ副収入が会社に少しでもバレる可能性を下げる方法をご紹介していきます。
会社にバレてしまう要因となるのは、確定申告で申告をした収入と本業での収入を合わせた額により、住民税の請求額が違うことです。
確定申告は副収入で、20万円以上の稼ぎがある場合に行わなければなりません。これだけをみると20万円以上稼がなければいいのではと思ってしまいますが、そういう訳ではないのです。
20万円以下なら税務署には申告をしなくてもいいのですが、住民税は全ての所得を合わせた額で決まるので役所には申告をしなくてはなりません。
しない場合は脱税となるので注意しましょう。
会社にバレる大きな要因は住民税にあります。
住民税で会社にバレないようにするには、確定申告をする際に、クラウドワークスの収入を普通徴収にする必要があります。
住民税は前年の所得の10％を取り立てされるので、クラウドワークスの収入を合わせてしまうと住民税の額が他の社員よりも高くなるのでバレてしまうのです。
なので、会社が納める特別徴収ではなく、自分で納める普通徴収にすることで住民税でバレることが無くなります。
住民税を普通徴収に変える他にも、バレるリスクはあります。
副業の確定申告を赤字で申告した場合や、住宅ローンや医療費の控除がある場合でもバレてしまう可能性があるのです。
赤字で申告した場合は、本業の所得よりも所得額が減ってしまうので住民税の額が下がり、バレる要因となってしまいます。
住宅ローンや医療費の控除などでは全ての所得の合計で控除される額が決まることが多いので、経理の方が見るとバレる可能性が高いです。
控除に関しては、それぞれ自治体によって対応が違ってくるので、事前に確認をしておくようにしましょう。
クラウドワークスで高収入を稼ぐ方法は、きちんと段階と手順を踏んで実績を作っていくことです。
最初は稼ぎが少ないですが、スキルと実績を積むことで高単価の案件を受けられます。
登録も無料で行えるので、もし副業に少しでも興味があるのなら利用してみるのがいいでしょう。ですが、会社に勤務しているのであれば、副業をしてもいいのかは就業規則などで確認をしておくようにしましょう。
会社にバレるリスクも減らすことはできるのですが、確実になくすことはできないので注意が必要です。