大学院に行きたいけれどお金がない…、進学は諦めて就職するべき?

シングルマザーの友人がため息をつきながら電話をかけてきました。なんでも、中高一貫私立の進学校から、二浪して第一志望の国立大学に合格した息子さんが、ようやく卒業して家計にお金を入れてくれるようになる、とホッとしていたところ、なんと本人の希望は大学院へ進むことだというのです。

「国立だから授業料はそれほど高くないけど、浪人中の塾や家庭教師、私立の中高だって、ものすごく高かったのよ。今まで女の細腕一本で、どれだけ教育費にお金をつぎこんできたと思っているのかしら…。ようやく回収できて自分のための貯蓄ができると思っていたのに。ああ、アタマが痛いわ」

生活費に余裕のない世帯では、大学院への進学は諦めるべき?

 

シングルマザーとはいえ、バリバリ働いてそこそこの収入がある彼女。別れたご主人からの慰謝料もあります。ですが、やはり、男手がある、夫婦共稼ぎの世帯に比べると、年収は低いし、貯蓄も少ないといいます。

自分のためにつかうお金はできる限り倹約し、ひとり息子の教育費はケチらず、お金をかけてきたという彼女。「高学歴、つまり偏差値の高い大学の出身ならば、高収入を得られる大企業に就職する可能性も高い」という目論見があったそうです。

確かに、一流大学の卒業が約束されている学生なら、就職先は引く手あまたであるはず。しかし、息子さんはまだ就職する気はなく、これからも勉学をつづけたいと、大学院への進学を希望しています。このまま、息子さんが就職せずに勉強をつづけるとなると、金銭的に困ってしまう、と彼女は言うのです。

教育費をかけず、早く社会に出て働けば、その分家計にはお金が入る!

 

学生のうちは、授業料だけでなく教科書代など、とかく費用がかさむもの。

アルバイトで学費をまかなっている勤労学生も少なくありませんが、選択する学科によっては、「課題が多く、バイトどころではない」という学生もいます。そういう人は教育費のみならず、生活費全般を親がかりにならざるを得ないでしょう。

友人の息子さんの場合、二浪していることもあり、四年制大学卒業後、プラス二年、大学院で学ぶとなると、ストレートで大学受験に合格し、四年制大学卒業後に就職したケースより、社会に出る年齢が四年間遅くなることになります。

確かに、四年分の稼ぎがゼロと考えると…。四年制大学卒業者の初任給(月給)の平均は20万だと言いますから、年収にしたら240万、ボーナスや昇給することも考えたら、1,000万を超える金額が家計に入らない、ということになるわけです。

さらに言えば、四年分の教育費はかさむのですから、家計費的には大きなマイナスです。

教育費をケチらなければ、のちのちの高収入に繋がるというのは本当?

 

早く社会に出て働けば、その分早くにお金が稼げるのだとしたら、いっそ高い教育費などかけずに高校卒、あるいは義務教育終了後に働いてしまうという選択もありなのでは? そう考える人もいると思います。

友人の目論見にもあったように、「高学歴は高収入に繋がる」のです。中学卒、高校卒では、就職できる先は限られてしまいますし、大学卒の人と比べ、出世する期待もできず、何より、大卒者と比べ、年収自体もはるかに低くなってしまいます。ただ、退職するまでの期間が長いので、働いている期間が多い分、手元にお金が入る機会も多いということになります。

大学院に進学した後、他大学に進んだり、海外留学したりして、さらにその先も学びつづけたいのだとしたら、教育費がかさむばかりか、人生の中で収入を得られる時間、機会がどんどん減っていくとも考えられます。

四年制大学卒より、大学院卒の方が年収は総じて高くなるケースが多いですが、退職するまでの期間が短いこと、また、それまで自分にかけられた教育費に見合う分、高収入は得られるか? と考えると、四年制大学卒業後、大学院に進むべきか否かは、簡単に答えの出せそうにありません。

大学院進学の希望者が親のスネを囓ることなく、自立する方法とは?

 

「学ぶ意思はないが、なんとなく大学に進学した」「大卒の方が収入が高いから、とりあえず大学にいっとけ、と親から言われたから」「読書をしない大学生。勉強もしない大学生」…。世の中には、このように大学で学ぶ意欲のない学生も少なくありません。

本当に学びたいと思う学科があって真面目に授業を受けて課題をこなし、さらに大学院に進学し、勉学を極めたい、というような学生に対して、私たち社会人はもっと応援した方がいいのでは? 手を差し伸べるべきではないか? と考えてしまいます。

勉学に励みたいが、家計が苦しく、お金がないというなら、返済不要の奨学金をもっと多くの学生に出すようにするとか、海外の一部の国のように、大学までの学費は無料というような政策が必要なのでは…。

しかしながら、日本の現状でそれを望むことはできず、単なる夢物語に過ぎません。

大学院進学の夢を叶える!住信住信SBIネット銀行の教育ローン!

 

大学卒業後、さらに大学院進学を視野に入れている人が、大学卒業までは、と教育費を十分にかけてくれた保護者のために、できることはなんでしょう? 将来、生活に困らないだけの収入を得られるように、より良い就職先を見つけることももちろんですが、まずは大学院に進学する希望を叶えたいですよね。そんな人にオススメしたいのが、住信SBIネット銀行の教育ローンです。

住信SBIネット銀行の教育ローンは、「働きながら大学院に通いたい!」という人はもちろん、

  • 資格取得や公務員受験のための専門学校進学
  • キャリアアップのための英会話学校進学
  • 転職のための通信講座受講
  • 料理やヨガなど習い事の費用

というような希望を持つ人にも対応してくれる、とてもキャパシティの広い教育ローンなんです。

住信住信SBIネット銀行の教育ローンのメリットあれこれ

 

住信SBIネット銀行の教育ローンでは、

  • 入学金
  • 授業料
  • 施設費

基本的な学費のほか、

  • 寄付金
  • 教科書代
  • 家賃
  • 照明、机などの家具や家電
  • 通学のための定期代

までカバーできます。海外留学にかかる費用にも使えます。

住信SBIネット銀行の教育ローンの返済期間は最長で15年。就職が決まってからゆっくりと返済していくことができます。繰り上げ返済についても手数料が一切かからないというのが嬉しいですね。

住信SBIネット銀行の教育ローンの金利と借入限度額は以下の表を参考にしてください。

項目 詳細
所定条件を満たした金利 1.775〜3.475%
基準金利 2.775〜3.975%
借入限度額 10万円〜1,000万円

詳しくは、住信SBIネット銀行の教育ローンのホームページでご確認ください。金利がお得になる特別金利サービスもどうぞお見逃しなく!