給料日前だったり、冠婚葬祭が重なってしまったり、はたまた失業してしまったなど、この記事を読んでいる方は様々な理由で今お金がない状態かもしれません。
お金がなくて食費を節約したい方、さらにお金が無さ過ぎて食事するのもままならない方もいるのではないでしょうか。
この記事では、お金がない時に助けになる安い食材や食費の抑え方、本当にお金に困った場合の食事のありつき方をご紹介しています。
まずは、給料日前や出費が重なって一時的にお金がない場合、どうやって食いつないでいけばいいのかということですが、食費が高くついてしまう外食やコンビニを断ちましょう。
外食は一食で約1,000円ほどしますし、コンビニも割高です。
お金がない時に外食は考えないかもしれませんが、食費を節約するには基本的に自炊です。
家に食べられるものがある場合は、全て食べつくしてから新たな食材を買いましょう。
しかし、お金がないからといって食べるのを我慢するなどということはおすすめできません。
身体にも精神的にも良くないですし、体調を崩してしまえば医療費がかかってしまうからです。
栄養失調と判断されれば点滴を打たれると思いますが、点滴はけっこう高くつきます。
食費が医療費に変わるなんて本末転倒ですので、何かしら工夫して食事を取るように心がけましょう。
お金がない時の食事は安価な食材、食品を活用することが大切ですが、かと言ってカップ麵のようなものばかりでは身体に良くありません。
おすすめは卵やバナナ、イモ類などです。これらは一つの食材の中に、健康を維持するための様々な栄養素が含まれています。
卵はいろいろな料理に使えますし、もやしやキャベツなど他の安い食材と合わせて炒めれば、立派なおかずが出来上がります。
また、玄米は少量でもお腹にたまり、腹持ちもよく栄養価も高いのでおすすめです。
スーパーは閉店時間30分前ぐらいになると、割引シールの貼られた商品が増えてくるでしょう。
買い出しに行く時はその時間帯を狙って行くことをおすすめします。
中には半額になっているものもありますので、チェックしてみましょう。
お金がない時の食事におすすめしたい、安価な食材、食品を紹介していきます。
ほとんどのものは料理の手間もかからず、忙しい方にもおすすめできますので参考にしてみてください。
安価な食材の代表的な存在であり、ゆでたり炒めたり、様々な調理方法が可能です。
他の野菜と一緒に調理すればかさ増しできます。
ただ難点としては日持ちしない食材ですので、購入したその日か翌日には食べきるようにしましょう。
冷凍うどんはけっこう使えますので、常備しておくと便利です。
納豆とキムチを乗せてめんつゆをかけるだけでも美味しいですし、ツナマヨと納豆の組み合わせもおすすめですよ。
冷凍うどんは茹でる時間もかかりませんし、電子レンジでの調理も可能です。
こちらも常備しておくと便利な食材です。
茹でたパスタに混ぜるだけのパスタソースも安く売られていますし、パスタだけでもお腹にたまるのでおかずがいりません。
パスタソースを変えれば味を変化させることができるので、早々飽きが来ないのも良いところですね。
1年中売られていますし、安価でコストパフォーマンスも良い食材です。
冷暗所に置いておけば日持ちしますので、まとめ買いしておくのも良いでしょう。
スープや味噌汁などの汁物に入れたり、焼く、炒めるなど調理方法も多様です。そのままふかして食べてもご飯代わりになりますね。
ふかしたじゃがいもに、バターやマヨネーズをつければ美味しく食べられます。
お米がない時には、ぜひじゃがいもを主食にしてみてください。
先ほども少し紹介しましたが、卵は他の食材と合わせやすい食材です。
卵一つでも目玉焼き、スクランブルエッグなど色々な調理方法があり、特にゆで卵にすると腹持ちも良くなりおすすめです。
シンプルに卵かけごはんにしても良いですね。
納豆は安く手に入る上に、大豆なのでお腹にたまります。
キムチや卵と合わせても良いですし、ご飯やうどんにかけて食べられますので、お金がない時の味方です。
本当にお金がない時、あるいは家におかずとなるようなものがない時は、とりあえず主食と調味料があればしのげます。
主食としては、お米、うどん、パスタ、そばなどの乾麵などでしょうか。
調味料は、醬油、めんつゆ、マヨネーズ、味噌あたりがあれば良いでしょう。
めんつゆはうどんやそばに利用できますし、マヨネーズを熱してお湯でといた味噌を合わせ、茹でたパスタを絡めれば「味噌マヨパスタ」になります。
邪道かもしれませんが、ご飯に醬油とマヨネーズを混ぜても美味しく食べられます。
お金がなくて食べ物が買えない!となった時に、常備している食材があると助かります。
車を使わないと買い出しに出られない地域もあるでしょう。お金がない時は買い出しのために使うガソリン代ももったいないですよね。
いざという時のために家に常備しておくべき食品をご紹介します。
まずは主食です。お米、パスタやそばなどの乾麵、冷凍うどん、ラーメンなどもあるといいですね。
お腹を満たすためにはやはり主食は大切です。
さらに炭水化物はエネルギーになるので、体力を落とさないためにも重要な食材です。
また、ホームレス用の炊き出しの列に並ぶという方法もあります。
しかし炊き出しの場合、ホームレスでない方も並べるところはありますが、基本的にホームレスの方を支援するものであるため、普通に働けるような方は受け付けてくれないところも多いでしょう。
お金がなくて食事に困っているのであれば、食べ物をもらえるような職場で働くことがおすすめです。
例えば、まかない付きの飲食店で働けば確実に一食はしっかりしたご飯が食べられます。
また、食料を取り扱っているような職場は、売れ残りがもらえたりしますので食費が浮くかもしれません。
食べ物が買えないほどお金に困っているのであれば、とにかくお金をつくることが大切です。
派遣会社に登録して単発のアルバイトをしてみましょう。中には日払いの仕事もありますので、チェックしてみてください。
治験に参加するのも良いですよ。
入院すれば高額な報酬を稼げる上に食事も出ます。
もちろん治験は入院だけではなく、日帰りもあります。それでも基本的に報酬は高めなので、とにかくお金が必要だという方は参加してみてはいかがでしょうか。
一時的にお金がなく、給料が入ればなんとかなるという場合は、カードローンを利用するのもアリです。
金融機関によっては「30日間無利息」など、期間内に返せば金利がかからないサービスを実施しているところも多々あります。
短期的に借り入れするのであれば、とてもお得なサービスと言えますね。
失業してしまって貯金が底をついた、何らかの理由で生活が困窮し、食料がまともに買えないという厳しい状況の場合は、直ちに支援を受ける必要性があります。
お住まいの地域の福祉課に行き、相談してみましょう。
缶詰は災害用の常備食としても利用されるものなので、できるだけ缶詰の食品は確保しておきましょう。
時々スーパーやドラッグストアのセールで安売りしているものも見かけます。買い物の際にはぜひチェックしてみてください。
カップ麺などのインスタント食品は、非常に日持ちしますし、安価なのでお金がない時期を一時的にしのぐには良いでしょう。
カップ麺の汁をとっておいて、ご飯をカップ麺の汁で煮て雑炊をつくるという裏ワザもあります。
また、温めるだけのカレーも、3袋入って数百円と安いものもありますのでおすすめです。
貯金も底をついてしまった、給料日まであと何日もある、仕事がない、など本当にお金がない時は、食糧支援を受けるか、なんとかお金をつくり出さなければいけません。
こんな時はどのような方法があるのか見てみましょう。
生活に困窮している時は、食糧支援を受けるという方法があります。
フードバンクというものがあり、こちらは飲食店などから売れ残った食料、まだ食べられるのに破棄されてしまうような食べ物を集めて無料で配るサービスです。
主に缶詰やパンなどを配っています。
生活困窮者を支援するサービスで、地域の福祉課に相談し、申請すれば利用できます。
フードバンクの利用ができたり、場合によっては生活保護を受けることができるかもしれません。
お金がない時の食事や、万が一の災害時のために食糧を常備しておくことは大切です。
缶詰やインスタント食品はなるべく切らさないようにしておきましょう。
外食やコンビニは高くつきますので、なるべく利用を控え、簡単でいいので自炊することが基本です。
主食と缶詰、インスタント食品、冷凍食品などを駆使して、お金のない時期を乗り切りましょう。