見栄を張って、お金があまりないのにあるふりをしてしまうと困るワケ

「お金がないのについつい見栄を張りがちな人」。あなたの周囲にも思い当たる一人や二人が、きっといるのではないでしょうか。

最近知人から聞いたところでは、近隣の「教育熱心な新設保育園や幼稚園」に通わせる親には「見栄っぱりさん」が少くない、という話でした。

いま、教育熱心な人に見栄っ張りが多い理由のひとつとしては、ここ数年問題になっている「教育格差」が考えられるかもしれません。

親の学歴や収入が、子どもの偏差値、学習意欲にダイレクトに影響を及ぼすとしたら、我が子の成績向上に躍起になった親同士が、つい見栄の張り合いをしてしまうこともあり得るだろうと想像には難くありません。

つまらない見栄の張り合いの世界からは一抜けして充実した人生を送る

 

実際にあった話として聞いたのは、「生まれも育ちも東京」ということを常日頃鼻にかけている人を苦々しく感じていた地方出身者たちが「庭にプール」「地下にワインセラー」等の実家の金持ちぶりを得意げに披露。さらに「実家の広さ」を競うために、インターネットに映し出された実家のパノラマ写真を探しあったというエピソードでした。

当然、東京出身者は広々した家を持つ地方出身者から気の毒がられるほど、こじんまりした実家の写真を晒してしまうのだろう、という大方の予想を裏切り、なんと都心の道は狭すぎてカメラが入れなかったようで、都会の一等地にあるという家の外観が判明する画像はひとつも見あたらなかった、というオチがついたのだとか。

「満たされない心」「認められたい気持ち」が見栄の張り合いを生む

 

もともとは教育熱心な環境で、子ども同士の成績の優劣を競っていたはずが(それ自体もどうかしていると思いますが)、まるで親の方が小学生の自慢大会のようなことをしているなんて、…と苦笑を禁じ得ません。

実家の資産や広さ以外にも、自身の前職、ファッションセンス、ルックス、美容にかける費用、ご主人の職業、年収、海外赴任の多いご家庭だと赴任先までマウンティング(なにかと上下や優劣を決めたがる行為)対象になるというのですから、聞いているだけでグッタリと疲れてしまいます。

このような見栄の張り合い、マウンティングがなぜ常習化するのかと言えば、それは「満たされない心」、すなわち欲求不満と、他人から「認められたい」「一目置かれたい」という、いわゆる承認欲求が関係すると考えられます。

なんでも「勝ち負け」に変換する世界は虚しいだけでなく苦しくもある

 

何事も優劣で考えてしまう、しかも自分が優位に立っていないと気が済まない「マウンティング」傾向を持つ人は、結局のところ、今の環境に満足していないということになるのでしょう。

しかも、自分自身のことでなく、子どもの出来や、ご主人の収入で張りあうというのは、自分には価値がない、世間からも認められていないから、もっとちゃんと自分の存在を認められたい!という子どもっぽい願望に起因するのではないでしょうか。

「結婚してない人よりは(私は)上」「子どもを産まない人より(私は)は上」…、さらには「旦那の収入が上」「周囲に比べ実家が金持ち」と、いちいち他人と比較しては「勝った、負けた」と一喜一憂。こぢんまりと、しかし何度も「自己承認欲求」を満たそうとする。「自己承認欲」というのは本当にやっかいなものですよね。

自分自身の心の充実をはかり、自己承認欲求から自由になる!

 

子どもやご主人の出来、実家の資産で見栄を張り合う、ある意味「代理戦争的なマウンティング」はいつまで経っても果てが見えず、勝負もつかず、次第に事態はエスカレート。

そのうち、虚偽入り乱れ、だれかの嘘をあからさまに指摘する正義感ぶった人まで現れる始末。このドロドロした「代理戦争的マウンティング」のはびこる世界に一度でも足を踏み入れてしまったら、抜け出すことは非常に困難です。

しかし、いちいち他人と比較しては「一喜一憂」、たとえ、心の中で相手を負かしたとしても、それは理想とする自分の姿とはおそらくかけ離れているのではないでしょうか。

「代理戦争的マウンティング世界」からは、いち早く足抜けするのが賢い方法です。おそらく、職場や所属するグループなどで、楽しく充実した日々を過ごしていれば、自己承認欲は自然と満たされ、他者と比べて自分はどうなのか?などという不安はあまり持たずに済むに違いありません。

他人とあれこれ比べるのではなく、自分自身の楽しみのためにかけがえのない時間を使う。これこそが「ラクに生き、人生を充実させるコツ」と言えましょう。

見栄を張るのをやめ、本当に必要なもののために使うカードローン

 

今の自分は満たされていない、自信がない、価値がないと思っているから、子どもの学力、ご主人の収入、実家の資産などでついつい周囲と見栄を張りあってしまう…。そんな「代理戦争的マウンティング世界」はいつまで経っても終着点が見えず、苦しいものだとお伝えしました。

その苦しさから逃れるためには、「自分のやりたいこと」を見つけ、さっさと「代理戦争的マウンティング世界」から足抜けすることが肝要です。しかしながら、この足抜けを「気の合うお友だち同士」で一緒に行い、さらなる苦しみの世界、「なんでも一緒、お友だち地獄」に突入してしまったという人も決して少なくありません。

実はこの「なんでも一緒、お友だち地獄」は、「代理戦争的マウンティング世界」より、さらに危険を孕んだものなのです。

「なんでも一緒、お友だち地獄」で見栄を張ってしまうことの危険性

 

「なんでも一緒、お友だち地獄」では、ことあるごとに優劣をつけるなどということもなく、一見のほほんとした平和な友人関係です。

しかし、「お友だちは、なんでも一緒」が〝鉄の掟〟のため、それが自分や家族の好みや希望に沿わなくても、お友だちに合わせざるを得ないことが延々とつづいたりします。

例えば、習い事ひとつとっても、子どもは興味がなく、自分自身面倒に感じていたり、「我が家の経済状態からしたら、月謝が高いんじゃないかな」と思っていたとしても、無理をして一緒にやらなければならないのです。

「これすごくいいよ。一緒に買うと安くなるから」で数十万の浄水器。「家族同士で食事しよう」で数万円。

それらがどうしても必要なことや、ものなら仕方ないですが、ただ仲間内に話を合わせるためだけに「じゃあ、ウチも」と見栄を張ってお金を使っていたら、のちのち、本当に必要なときのお金すら捻出できなくなってしまうかもしれません!

お金は自分のため、家族のために、本当に必要なものにだけ使う

 

他人とむやみに張りあうことは虚しいですが、他人に合わせて無駄なお金を使うことだって、それに匹敵する虚しさだと私には思えます。

大切なお金は、自分や家族にとって、本当に必要なもののためにだけ使いたいですよね。

我が家はお金が有り余っているから、他人に合わせて無駄なお金を使ったって、どうってことない、と考える人もいるかもしれませんが、本当に裕福な人というのは、「見栄を張って他人に合わせ、自分の意思にそぐわないような」お金の使い方をしないものなんです。

「金持ちって人種に限ってケチだから」なんて陰口を叩く人もいそうですが、そこはそれ、「ケチ」なんて貶めるのではなく、「お金のかけどころを知っている」とか、「美学がある」という風にポジティブに捉え、ぜひ見習いたいところです。

好きでもないことにお金をつかうなんて、本当に勿体ないことなのですから、ここは「ケチに見えるかも知れない金持ちの真似」をしてみる方法もアリかもしれませんよ?

家族のためにお金が必要なときに借りたい!消費者金融カードローン

 

お子さんの進学や海外留学、冠婚葬祭など重要なイベント。家族のために本当にお金が必要なとき、まとまった額のお金が用意できなかったら?そんなときは消費者金融や銀行のカードローンを申し込み、「迷わず、お金を借りる」ことをオススメしたいのです。

借入申込する際のポイントとしては、

  • 低金利
  • 無金利サービス期間があるか?
  • 借入限度額

の3点のほか、その日のうちに借りられる、

  • 即日融資が可能

ということも大事なのかな、と思います。

審査に通れば即日融資も可能で、30日間の無金利サービス期間があり、人気が高いのが次にご紹介する消費者金融3社のカードローンです。

  • アコム
  • プロミス
  • アイフル

金利、借入限度額の詳細は表を参考にしてください。

カードローン名 金利 限度額
アコム 3.0〜18.0% 800万円
プロミス 4.5〜17.8% 500万円
アイフル 3.0〜18.0% 800万円