外国人がお金借りるには?永住権はなくても良い?必要なものを紹介!

カードローンを利用してみたい、けれど自分は日本人じゃないから利用できるかわからない…という悩みを持っている外国籍の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

日本に住んでいらっしゃる外国人の方は、永住権などを持っていてずっと住んでいるという場合もあれば、留学などで短期間しかいない、という場合もありますよね。

今回の記事では、以上のような様々な環境の違いがあっても、カードローンでお金が借りられるのか?ということに触れながら、外国人のお金の借り方について紹介していきます。

外国人がお金を借りるにはどんな書類が必要なの?

外国人がお金を借りるためには、どのような書類が必要なのでしょうか。まずは借り入れ申し込みをする際に必要な書類について、紹介していきましょう。

まずは、通常の日本国籍の方が借り入れ申し込みをするのと同じように、本人確認書類が必要です…その他、借り入れ希望額によっては収入証明書類などが必要な場合もあります。

本人確認書類 運転免許証・パスポート・保険証・マイナンバーカードなど(有効期限内であること)
収入証明書類 源泉徴収票・給与明細書・所得証明書・市民税・県民税額決定通知書・確定申告書・青色申告書・収支内訳書など(いずれも最新のもの)


本人確認書類に記載の住所と現住所が異なる場合は、現住所が記載されている公共料金の領収書(電気代、水道代、ガス代、NHK)などが必要になりますので、住所が変わった場合は速やかに住所変更の手続きを行いましょう。

免許証などの住所変更は、警察署や以下のような場所で変更の手続きができますよ。手数料はいずれも無料です。

  • 警察署の運転免許課
  • 運転免許センター
  • 運転免許試験場

さて、外国籍の方の場合は、先ほど紹介した本人確認書類などに加えて、以下のようなものが必要となる場合が多いようです。

  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 外国人登録証明書

銀行のカードローンか消費者金融のか選べるの?という疑問を持っている方も多いようなのですが、銀行のカードローンの場合、外国人の審査は特に厳しく行われます。

または借り入れ条件に「外国人の方は永住者または特別永住者であること」や「永住許可を受けていること」などの条件が掲げられていることも多いです。

このため、銀行でのカードローンの利用は、日本に長く住んでいるような方でないと厳しいと言えます。

以上のような理由から、少しでも審査に通る確率を上げるためには、消費者金融のカードローンを申し込むのがおすすめです。

特に短期間だけしか日本にいない、という場合は消費者金融のカードローンを申し込むようにしましょう。

帰国するまでに、借りてから返済できるような日数の余裕があり、収入があれば、審査に通る可能性は十分ありますよ。

審査により通りやすくするために必要な資格はある?

必要な書類は分かったけど、審査を受けて通るのかやっぱり不安…そんな時は、どんなことをすれば通りやすくなるのでしょうか?

審査に通りやすくなるような資格などは特にありませんが、以下のように「日本に長くいること」や「永住権がある」などの環境の方は、より審査に通りやすくなります。

  • 永住者または特別永住者である
  • 在留カードまたは特別永住者証明書を持っている

また、日本語が堪能であるということも審査に通りやすくなる条件の一つとなっています。(この記事を読んでいる時点で既にある程度日本語は堪能であると思われますが…)

というのも、申し込みの際の申請書などは全て日本語での記載であり、英訳の記載はありません。全ての質問に日本語で記入またはネットからの申し込みなら、日本語で入力する必要があります。

もしも書類に書き間違えなどの不備があっても「外国人だから」という理由では許してもらえません。

カードローンに申し込みをする予定なら、漢字やカタカナも含め日本語の読み書きについてもスキルを上げておく必要があるのです。

以上に加えて、「安定した収入がある」ということも借り入れ審査に通るためにはとても大事な条件です。

日本語がよくできても、借り入れしたお金を返せる能力がなければ、審査には絶対に通ることができません。

「仕事をしていない」「収入がない」という場合は、まずはアルバイトでも良いので安定して収入を得られる状態にしておくことが大切です。

外国人が働きやすい職種ってあるの?

それでは具体的に、外国人が働きやすい職業にはどのようなものがあるのでしょうか?日本で外国人が採用されやすい職業は、例えば以下のようなものが挙げられます。

  • 介護職
  • 飲食店
  • 語学の講師
  • 外資系企業
  • IT系企業
  • 伝統工芸の継承者

これからますます高齢化の進む日本では、おじいちゃんおばあちゃんの介護をしてくれる「介護人材」が多く必要とされています。

実際に2017年には法改正が行われ、外国人の留学生が介護福祉士の資格を取得し就職先も決まった場合、在留資格が認められるようになりました…外国人で介護をして働く方も増えてきています。

飲食業界でも外国人の採用は積極的に行われています。日本語がうまく話せなくても、厨房や洗い場などで働くというような働き方もあります。

また飲食店での勤務は、まかないなどが付いていることが多いのも、嬉しいポイントの一つです。飲食業に興味のある方はぜひトライしてみましょう。

語学の講師も、外国人におすすめのお仕事の一つです。ネイティブな発音が可能なのは、外国人ならではの特権です。

小学生から英語の授業の始まる最近では、発音にもこだわって英会話教室を選ぶ方も多いので、外国人の講師は多くの生徒さんに喜ばれます。

ただし、ほとんどの英会話教室では講師の条件に「大学卒であること」を掲げている場合が多いので、大学を卒業しているという条件を満たしている方におすすめの職業です。

外資系企業やIT企業も外国人の方におすすめの職業です。特にIT企業の仕事はプログラマーやエンジニアなどが挙げられますが、高い技術を持っている方なら日本語がそれほど堪能ではなくても技術を見込まれ採用される方もいらっしゃいます。

最後に、伝統工芸の継承者という職業があります。日本には古くから伝わる多くの伝統工芸がありますが、継承者不足や技術者の高齢のために、残念ながら失われていく工芸品もあります。

このようなことを防ぐために、「継承したい」という熱意のある方には、国外の方でも伝統工芸の技術を継承してほしい、と思っている技術者もいます。

もしあなたが、興味のある伝統工芸品、伝統品(食品も含まれる)があり、その技術を継承してみたいと思っているなら、その製造元に見学に行ってみるのも良いかもしれません。

外国人でも借り入れは可能!ただし消費者金融がおすすめ

今回の記事では、外国人の方が借り入れ申し込みをする際に必要なものなどについて紹介してきましたが、いかがでしたか?

外国人の方が借り入れの申し込みをする際も、日本の方と同様に本人確認書類が必要ですが、その他に在留カードや、特別永住者証明書なども必要となります。

また銀行のカードローンは利息が低いことがメリットですが、永住権を持っている方でないと申し込みができない場合も多いため、確実に審査に通りたい、という時は消費者金融のカードローンがおすすめですよ。

借り入れ申込書は日本語での記入が基本なので、日本語があまり得意でないという方は、申し込みの際に書き間違いなどのないよう気を付けましょう。

もし申し込みが不安な場合、相談できるような日本人の友人がいるなら、合っているか確認してもらうのも良いかもしれませんね。

または、コールセンターに問い合わせたり、窓口で受付の方と対面して申し込むと、間違いなく確実に申し込みができますよ。