少額の即日融資を申込むならどこがベスト?隠れた人気は消費者金融

生活費がどうしても足りない!こんな時は少額を即日融資してくれる消費者金融が便利ですが、すでに別のところから借りて審査が不安…。こんな場合は別の方法で現金を調達する必要があります。

消費者金融以外で少額融資をうけるなら、質屋を利用する手もあります。身分証明書と質入れできる品があればだれでも利用することができます。しかも1時間以内で現金を手にすることが可能です。

消費者金融と質屋のメリット・デメリットを含めてどちらを利用するのが得策か、考えてみましょう。

少額を即日融資してもらいたいなら消費者金融か質屋がおすすめ

どうしても今日中に数万円だけ借りたいのであれば、消費者金融か質屋が便利です。

どちらも早ければ1時間くらいで審査結果が出て、お金を手にすることができます。

以前は銀行のカードローン・フリーローンも即日融資が可能でしたが、2018年ごろから自主規制が厳しくなり、即日融資してくれる銀行はなくなりました。

公的機関の融資の方が一般的には金利が低く返済が楽ですが、手続きが煩雑だったり、審査に1週間以上かかることもあります。消費者金融も質屋も金利は高めですが、数万円程度の現金であれば即日融資が可能です。

消費者金融も質屋も金利が高額なので、あくまで一時しのぎの手段として利用すしましょう。

高額を借りてしまうと金利がかさんで返済が大変です。

消費者金融でお金を借りる流れを理解しておこう

消費者金融で即日融資を受ける場合は大手消費者金融に申しこむことをお勧めします。

中小消費者金融が悪いということではありませんが、大手のようにシステムが整っていないことが多く、審査に時間がかかることがあります。

大手消費者金融なら、スマホアプリで24時間いつでも好きな時に出張先や会社の休憩時間で申し込むことができます。

PCやスマホアプリで申し込む手順は

①申込フォームに住所、氏名、年齢、勤め先、電話番号など必要事項を入力する
②PCの場合はあらかじめスキャン、またはスマホなどでとった身分証明書、収入証明書などの画像を送付する。アプリの場合は写真撮影機能で撮影したものを送付する
③審査開始。この間に勤め先に在籍確認の電話が入る。(会社によってはないケースもあり)
④審査結果がメールか電話でくる。申し込み時に申請した口座にお金が振り込まれ融資完了。

となっています。会社によって微妙に手順が違うこともありますが、だいたいはこのような流れになります。このほかにも電話や郵送、無人申込機などで申し込む方法がありますが、即日融資を希望するならweb完結での申し込みが一番確実です。

消費者金融で借りる際に必要なもの
消費者金融で借りる場合、審査に必要な身分証明書、場合によっては収入証明書が必要になります。身分証明書は以下のものを準備しておきましょう。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • 特別永住者証明書
  • 在留カード
  • 個人番号カード
  • 健康保険証
  • 住民票
  • 公共料金領収書

大手の消費者金融は運転免許証で審査に応じてくれますが、それ以外の顔写真のない証明書は2種類提出することを求められます。また、少額の融資の場合は必要になる可能性が低いですが、収入証明書の提出を求められることもあり得ます。以下のものを用意しておきましょう。

  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 税額通知書
  • 所得(課税)証明書(収入額と所得額の記載があるもの)
  • 給与明細書
  • 賞与明細書

いずれも直近のものでないと審査をうけることができません。場合によってはこちらも2種類以上の提出を求められる可能尾性があります。

消費者金融で借りる際の注意点をしっかり押さえておこう

ほとんどの消費者金融は勤務先に在籍確認の電話が掛かってきますが、最近は派遣社員など働き方の多様化や外部からのプライベートな電話を禁止している企業もあるので、在籍確認に応じられない理由を明確にすれば、書類のみでの在籍確認で済ませることも多くなってきました。

勤め先に借入をしられたくない場合は、理由をきちんと話しましょう。書類での在籍確認には

  • 社名が入った健康保険証
  • 社名が入った直近の源泉徴収票
  • 社名が入った直近の給与明細
  • 社員証

などが必要になります。社名が統一されていることを確認するのが目的です。

返済は毎月確実に!滞納すると後で不利なことに

消費者金融でお金を借りると、当然ながら翌月から返済が始まります。返済期日は必ず守るようにしましょう。できれば銀行口座からの自動引き落としにしておくのがおすすめです。返済期日に遅れると信用情報にその記録がのこり、何度も繰り返していると住宅ローンや事業資金など高額な借入をするときに非常に不利になります。

金融機関は信用情報をつねに最新の情報に更新し、連携しています。消費者金融で滞納した記録があると、銀行での融資も不利になるのです。やむを得ない事情でどうしても延滞する場合は必ず事前に担当窓口に連絡しましょう。きちんと払う意志があるとわかれば、しつこく督促されることはありません。

延滞が度重なると、本人にだけでなく職場にも督促状が届くようになり、借金をしていることがばれてしまいます。会社での立場が悪くなる可能性があるので、どうしても返済できない状況になったら、迷わず司法書士や弁護士に相談するようにしましょう。

質屋でお金を融資してもらう仕組みを知っておこう

質屋はブランド物のバッグや楽器、PCなどを担保にしてお金を借りるシステムです。担保になる品は質草とよばれています。最近は銀行でお金が借りにくくなり、質屋に注目が集まっています。

質屋は借りたお金を返済できなくても、質草の引取をあきらめれば督促状が来ることもありませんし、信用情報に記録が残ることもありません。質屋は質草という担保をとっているので、お金が返済されなければ質草を売って利益を得ることができ、損はしないのです。

身分証明書が用意できる20歳以上であればフリーター、無職でも利用することが可能なのでそこも人気の一つになっているようです。

質屋で質草になるもの、ならない物

質草にできる品はいろいろあります。

商品名 相場金額
スマートフォン 20,000〜50,000円
ゲーム機

10,000〜30,000円
PC・タブレットなど 30,000〜250,000円
ブランド物のバッグ 10,000〜1,200,000円
ブランド物の腕時計 10,000〜5,000,000円
指輪・ネックレスなどの貴金属 10,000〜5,000,000円

ブランド物のバッグや貴金属は高額で査定される傾向がありますが、あまり古いものだと査定できない可能性があります。また、本物のブランド品でも保証書がないものは価格が下がったり、査定対象にならないこともあります。

また、契約中のスマートフォンは機種を質草にすることはできません。

携帯電話不正利用防止法で罰せられます。契約中のスマートフォンが売却されても使用料金と本体料金の支払いは続きます。携帯電話の支払いが滞るとそのスマートフォンは「赤ロム」とみなされ、違法端末を売却したとして罰せられることになります。

「ロム」とは、携帯電話会社によってネットワーク利用制限がかけられているスマートフォンのことです。ロムとは端末の内部で情報を保存しておくメモリ(ROM)のことで、ここに契約利用状況などが保存されています。

利用制限はスマートフォンの所有者が代金の滞納をする、または盗難や詐欺など不正な手段で入手された携帯電話に対して行われます。スマートフォンの不正使用を防止するために行われる措置です。赤ロムのスマホは自分のSIMカードを挿入しても通話・メールはできません。

ちなみに、中古端末店で売られているスマートフォンは「白ロム」と呼ばれています。以前の持ち主の契約が終了しており、ロムに一切の個人情報が残っていません。それを買った人が自分のSIMカードを挿入することで端末を利用することができます。

質草にならないもの

  • ノーブランドのバッグや時計
  • 電子化された株券
  • 固定電話の加入権
  • 旧式のパソコン
  • 動物
  • 食品
  • 植物
  • 故障した電子機器

市場で価格のつかないもの、電子媒体の権利などは査定対象にならないので質草にはなりません。

質屋でお金を借りる際に注意することとは

質屋は質屋営業法にのっとった営業をしています。質屋の法定上の上限金利は日率0.3%、年率109.5%ですが、基本的に月率9%で計算するのが一般的です。

上限金利が年割20%の消費者金融に比べると一見低いようですが、質屋が月利で計算するので計算方法が違います。

10万円を借りた場合を想定して、年利と月利で比べると、1か月後の金利は

消費者金融(年利18%)…1,479円
質屋(月利9%)…7,521円

質屋の返済期限は3か月後と定められています。3か月後には消費者金融の金利が4,438円なのに対し、質屋は22,562円とかなり高額になっています。月利で計算する場合は、たとえ3日後に返済したとしても金利は1か月分きっちり取られます。

返済を待ってくれる質屋もありますが、その分利息が上乗せされるので注意が必要です。

ただし、質草をあきらめれば取り立ては一切ありません。質草は返済期限をすぎるとすぐに売却に回されてしまうので、大事なものを預けた場合は早めに取り戻しましょう。

消費者金融、質屋どちらにもメリット・デメリットがあります。利用する前によく検討して、自分にあった方法を選びましょう。