審査が甘い消費者金融という罠ワードに騙されない!審査はココが重要

「お金が足りないからどうにかして借りなきゃ!」と強く思ってしまう人も多いでのではないでしょうか。

ネットでいろんな情報を調べると、「審査が要らないカードローン」や「審査が甘い消費者金融」などといった甘いワードを見ることができるでしょう。

しかし、お金を借りるには、金融機関の審査が甘いことは絶対にありません。

たくさんある情報の中で「この情報は本当に正しいのか?」を見極めることはとても重要なことです。

ここでは、カードローンの審査に通る可能性を広げるために何をすべきか?を詳しく説明していきます。

審査が甘い消費者金融の罠に気を付けよう

冒頭に説明したとおり、審査基準が甘い消費者金融はありません。

あったとしたら、借りた後に不法に金利を取るような悪徳なところである可能性があります。

審査が厳しいのではなく、申し込み者がお金を貸すのに値すると信用されていれば、全く問題はありません。

お金を借りるためにはいくつかの条件がありますが、決して厳しいことはなく、普通に暮らしていれば審査に通る可能性はあるのです。

審査に抵抗があるのはなぜか?相手はお金を貸すプロである

なぜ甘い審査があなたにとって都合が良いのでしょうか。

それはあなた自身しかわかりませんし、お金を借りることに抵抗があるのかもしれません。

友だちや親せき、家族に借りるわけではなく、借りる相手は「お金のプロ」ですから、自分の偏見や妄想で変に抵抗を持つことはあまり意味がありません。

審査に通らない人は返済能力のない人

審査の大きな基準は「返済能力」です。

返済能力がなければ、貸したお金は返ってこない可能性が高いので、消費者金融もお金を貸すわけにはいきません。

では、返済能力がない人とはどのような人なのでしょうか。

無職の人、専業主婦は返済能力がないと判断される

まずは、仕事をしていない人です。

収入がないのですから、返済もできません。このあたりはご理解いただけるのではないでしょうか。

消費者金融会社は、貸金業法という決まりによってお金を貸すことができます。

この貸金業法には「総量規制」という仕組みがあって、原則として、申し込み者の年収の1/3以上の金額は貸すことができないということになっています。

ですから、正規雇用者に限らず、アルバイトやパート、または派遣社員であっても、収入があればその収入に応じて、お金を借りることが可能なのです。

年収がたとえ100万円であっても30万円を上限として借りることができます。

専業主婦の場合、自分名義でお金を借りることはできません。

ですが、「配偶者貸付制度」という制度があるので、これを使えば自分でお金を借りることができます。

厳密に言うと、これは配偶者の収入を担保にお金を貸す制度ですから、配偶者が無職の場合は利用することができません。

さらに、ご自身が配偶者と本当に婚姻関係があるかどうかを確かめる書類も必要です。

  • 配偶者の収入がわかるもの(源泉徴収票、所得課税証明書など)
  • 婚姻関係が分かる書類(住民票、戸籍謄本など)
  • 配偶者貸付締結に関する配偶者の同意書
  • 信用情報機関への信用情報提供の同意書

以上の書類を提出することが求められますので、事前に用意しておくことをおすすめします。

他の金融機関ですでに借りている場合は返済しておく

総量規制では、年収の1/3までしか借りることはできませんので、他の消費者金融でお金を借りている場合は、しっかり返済までしておくことです。

年収300万円の人がA社から100万円借りていたとすれば、すでに総量規制に引っ掛かっているので、これ以上申し込みをしても、原則審査には通りません。

総量規制は1社からの金額ではなく、トータルの金額なので、覚えておきましょう。

銀行でお金を借りている場合は、貸金業法で運営されていないため、総量規制は関係ありませんが、あまりにも多額の借金をしていれば、審査に通らない可能性があります。

借り過ぎには注意しなければなりません。

過去に金融事故を起こしてしまった人は信用がない

過去に自己破産や債務整理をしてしまった人は、「ブラックリスト」というカテゴリーに分類されてしまいます。

自分で背負った借金を返すことなく、法的に帳消しにしてしまったのですから、当然ながら信用はありません。

また、支払うべきものを数か月にわたって延滞してしまった場合にも、金融事故が当てはまります。

金融事故扱いになった人は、少なくとも5年~10年という長い期間、ローンを組むことができなくなり、新規でクレジットカードも作れません。

返さない、支払わないという行為は、今後の生活に大きな影響を及ぼします。

今までローンを組んだことがない人は小さな実績をつくる

ブラックリストに載った人が、長い年月をかけて「ホワイト」という状態になっていきます。

ホワイトになれば絶対に審査に通るかというと定かではありませんが、規則的にはローンを組むことができます。

一方で、今まで一度もクレジット払いやローンを組んだことがない人を「スーパーホワイト」と呼びます。

このような人は、今まで現金で生活していただけなのですが、実際に信用できるかどうかは不明なのです。

それが理由で審査に通らないこともありますが、まずはスマートフォンなどを分割で購入してみましょう。

支払いを忘れてしまってはいけませんが、しっかり払ってさえいれば信用は付いてきます。

今後、何かしらローンを組むことがあると思いますので、若いうちから実績を作っていきたいものです。

使っていないクレジットカードは整理しておく

ポイントサイトなどでポイントを貯めるために、クレジットカードを何枚も作ったことがある人もいるでしょう。

クレジットカードは、カード会社が代わりに買い物の代金を支払い、利用者は後で返済すれば良いのですが、クレジットカードには他の機能が付いていることを知っていますか?

クレジットカードを作る時に見落としがちなキャッシング機能

クレジットカードには、お金を借りることができる「キャッシング機能」というものが付いている場合があります。

全てのカードに付いているわけではありませんが、申し込み者の任意で付けることができます。

なぜクレジットカードを整理しておく必要があるのかというと、キャッシング機能付きのクレジットカードを持っていれば、コンビニのATMなどから簡単に数十万円程の現金を引き出せるからです。

このようなカードを何枚も持っていれば、返済能力をわきまえずに、どんどん引き出してしまう可能性が考えられるのです。

使わないクレジットカードは、申し込み前に解約をして、本当に必要なカードのみを使っていきましょう。

信用情報という個人情報で監視されているのを知っておこう

「バレなきゃわかんないでしょ!」という考えは甘すぎます。

延滞行為も、実績がないのも全てお見通しなのです。

実は、消費者金融に限らず、金融機関が審査をする時に使うのが「信用情報」というものです。

信用情報機関と呼ばれる機関に記録されているもので、個人情報がたくさん記録されています。

信用情報とは、申し込み者の氏名、年齢、勤務先、家族構成、年収をはじめとし、キャッシング利用履歴や返済履歴などが記録された情報のこと。

かなり詳細な個人情報が記録されているので、過去にどんなことがあったか一目瞭然なのです。

ウソの申告をしたところでバレてしまいます。

もし、ご自身の信用情報に不安があれば、閲覧することも可能ですので、事前に調べておくのも不安解消になるかもしれません。

信用される実績をつくることで豊かな生活が得られる

ローンを組むことができないと、大きな買い物はできなくなってしまいます。

ここで活用できるのが、カードローンなどの各種ローンです。

借金というと聞こえが悪いような気がしますが、捉え方次第で生活を潤してくれるものです。

信用に値するような生活を心掛けていれば、審査に通らない不安も少しは解消すのではないでしょうか。

ローンを利用しても、借りたものはしっかり返す心掛けは忘れないようにしましょう。